🌸私の家系は「がん家系」😎
🎩私の父方…。
父は78歳の時、食道がん(ステージ1)、前立腺がん(ステージ4)と診断。ホルモン療法、アビラテロン(去勢抵抗性前立腺がん治療薬)の効果はそれぞれ数ヶ月程度。闘病の末2019年、80歳で他界。アルコールは晩酌程度。人間ドックはおろか、前立腺がん検診(PSA検査)を受けていなかったのである。
零細農家のため日々多忙であったからか…。
仕事熱心で優しい父であった。
祖父、前立腺がんで他界。詳細は不明。
叔父(父の弟)、前立腺がんのため70歳の若さで他界。父が亡くなる数ヶ月前のことであった。聡明な叔父であった。
叔母(父の妹)、子宮頸がん…。存命。
🌷私の母方…。
母、2020年(父が亡くなった数ヶ月後)に81歳で肺がんと診断。右中、下葉切除。非喫煙者である。農薬が原因?遺伝子変異?
現在、左肺に新たな影が見つかり経過観察中。実家で一人暮らし。
叔父(母の兄)、悪性リンパ腫。寛解、再発を繰り返し今も闘病中。とても頼りになる叔父である。海難事故で大学1年の息子(私と同い年の仲良しだったいとこ)を亡くしている。
叔母(母の妹)、下肢の肉腫(サルコーマ)で他界。詳細は不明。
🌸妻の家系は「遺伝子病」🌱
妻と娘はMODY2(若年発症成人型糖尿病タイプ2)
…おそらく妻の母も。
娘が小5の学校検尿で尿糖陽性との結果。子ども病院代謝内分泌科で精査を受ける。
1型、2型いずれでもないためMODYを疑われ、親子3人の遺伝子検査を京大に委託。結果、上記と診断。当時、日本で2例目だった。
思春期に入った娘は荒れまくった。妻もそんな娘の首に手をかけかけない状況に…。
危機を察した私は児童相談所に助けを求めた。親子揃って1年余り、カウンセリングを受けることに。
しかし、そんな娘も今は立派な薬剤師に😊
MODY2…。遺伝子(GCK)異常が原因であるため現在も治療法はない。しかも、成人期に入った娘の現在の主治医(糖尿病専門医)はどうもMODYの知識に乏しいようである(娘いわく)。
MODYには何種類かのタイプが知られている。しかし、日本ではその大多数は2型糖尿病と誤診されているようである(サルコーマも同じ…。)
遺伝子病
医学の進歩によって多くの疾患の原因遺伝子が明らかにされてきている。
脱分化型脂肪肉腫のMDM2遺伝子変異もしかり。一部の難治性疾患では遺伝子治療が行われ始めている。30年前には想像さえつかなかった画期的な進歩である。
遺伝子治療のみならず再生医療の分野(歯や髪の毛❓が生える薬)も…。
今、私と家族が心配しているのは私自身の病気と母のこと。母、肺の影に変化ないとのこと。
私、幸い今のところ食道がんと脱分化型脂肪肉腫の再発は見られていない。しかし、先日の造影CTで「右肺にある小さな陰影はおそらく炎症性変化でしょう。以前と大きな変化は認められませんよ」と。
むむっ、どこかで聞いた台詞(セリフ)である。あっ、そうだ❗「白い巨塔」の唐沢寿明扮する財前教授の…。と言うことは、ひょっとして?
ここ数年、PSAが高くなってきている。2年前の生検では問題なかった。しかし、近い将来前立腺がんが…。
🍀 考えている治療は大船中央病院でのSBRT、東京医療センターでの小線源療法、あるいは石田記念大阪前立腺クリニック ・岡本圭生先生。あるいは今の病院でのIMRT。
😎 ロボット手術の選択肢は絶対にない‼
しかし、私と家内が一番恐れているのは一人娘のこと。
MODY2に加えて、もし私のがん遺伝子(MDM2変異)が…。
将来結婚できる?生まれてくる子どもは?
考えると、とても辛くなる。
今後の新薬開発のみならず、遺伝子治療の出現を強く望む。