昔は(身長-100)×0.9が標準体重などと言ってましたが、いまはこの”BMI計測法”(ボディー・マス・インデックス)というのが、一般化されています。
計算式は、体重を身長の2乗で割るのですが、 私の場合
64kg÷(169cm×169cm)×10000=22.408 となります。
日本肥満学会はBMIの数値22を平均(20~24が普通)としていますので、私などなかなか、いけているほうかなと思います。
日本肥満学会による肥満の判定基準は、男性の標準値22.2、女性の標準値21.9とし、これを上回ってくると”肥満傾向に入っている”ということになります。上の数値ピッタリだと、もっとも病気にかかりにくいということになります。
とはいえ、男女共通の見方で体格を考慮していないため、女性には合っていないという声も強く、20以上は”美容的には、やや肥満”などという向きもあります。
ただBMI計測法のように身長と体重だけによる肥満判定では、脂肪量が増えているのに体重は適正範囲内にある場合、たとえば運動不足の人のような場合や、脂肪量は少ないのに筋肉量が多い運動選手などが肥満と判定されてしまう場合があります。
そして、BMIでは年齢による影響も考慮しません。
巨人軍の桑田投手と大橋巨泉さんが、まったく同じ体重と身長だということで、ダイエット業界では話題になりましたが、バランスでずいぶん見え方が違いますよね。
体脂肪計などで、身長・体重をデータとして入力し、計測できるものが望ましいと思います。
健康的なダイエットはいいのですが、私などが思いますのは、やはり”健康的な肉体” というのが、いちばん美しいのではと思ってしまいます。無理なダイエットは、リバウンドや体調不良などという結果を作ってしまい、あまりオススメできません。
脂肪をまるで、”敵(かたき)”のように思っている方がいますが、脂肪には脂肪のありがたい役割があるんです。体脂肪には、誰でも知っているように、エネルギーを溜め込む役割があります。
脂肪組織は白色脂肪細胞という細胞が大部分なのですが、この細胞が脂肪滴を貯えてくれます。 1グラムの脂肪の分解で約9キロカロリーのエネルギーが獲得できますが、これは炭水化物、蛋白質の2倍以上のエネルギー貯蔵率です。病気や飢餓で、食べ物を食べられない時に脂肪組織がエネルギーとなります。
そして脂肪は、体温調節の役割もしてくれます。
褐色脂肪細胞といわれる、肩甲間や腎周囲などにある脂肪細胞は、脂肪を分解して”熱”を作り出してくれます。つまり皮下脂肪は寒さから体を守ってくれるんです。 そして、皆さんあまり意識していないことですが、体脂肪は、心臓・肝臓などの内臓を正しい位置に保たせ、保護する役割もあります。
ダイエットに挑戦してうまくいかないと悩んでいる方が多いのですが、単純に考えると、「摂取エネルギーが消費エネルギーを上回ると肥満が起こる」ということだけです。 単純に考えると、「摂取エネルギーを減らすのが食事制限で、消費エネルギーを増やすのが運動」ということになります。そう思うと、簡単なことのようですが、人間には”食欲”という本能があります。
それが、「スリムになりたい!」という方にとっては、最大の敵となっているんですね! ”食欲” と言うのは ”性欲” ”睡眠欲” と並ぶ三大欲ですから、そんな簡単にはコントロールできません。
「お腹が空いた」とか「お腹がいっぱい」という感覚は、脳の視床下部にある摂食中枢と満腹中枢が刺激されて起こります。その刺激の元になるのが、血糖値なのですが、血糖値が下がると、摂食中枢が働き、「お腹が空いた」という感情がおきます。 空腹というのは ”脳がお腹をすかせてる”ということなのです。
脳の食べ物は”糖分”です。朝起きてすぐは、脳の栄養が少なくて、よく働いていない状態です。だから、ぼーっとしていますが、糖分の補給をすると短時間で覚醒されます。 逆に食事を取って血糖値が上がると、今度は満腹中枢が刺激されて「お腹がいっぱい」となります。
その満腹感を感じるのは、食べ始めてから15~20分後です。ところが、早食いの人は、満腹中枢が刺激される前に食べてしまうことになり、本当は満腹になっているのに気がつかないため、食べ過ぎてしまいます。 血液中の糖分の濃度が一定になると満腹感が出て来ますので、ゆっくり、よく 噛むことによって、食べ過ぎないようにブレーキがかかります。ゆっくり味わいながら食事をすることは、肥満防止には大切なことです。
食欲をコントロールするとすると、この”ゆっくり食事”がオススメなのですが、それでも食欲をコントロール出来ない人達が、ここのところ増加傾向にあるそうです。 満腹中枢を司る脳の中の働きが弱くなっているのではないかという説もあります。普通の場合、生き物は満腹の時には、食べ物に見向きもしないといわれています。
しかし、私たち人間は、お腹はいっぱいになっていても、美味しそうなデザートなどを見たりすると、また食べたくなってしまう。”人間の業”というものは深いのかもしれませんね。。。
【ボディー・マス・インデックス 参考記事】
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