今回もアトピーやカブレについて、独自の切り口で考えていきたいと思います。
アトピーといえば、過去には、赤ちゃんや小さなお子さんの病気で、成長して体力がついてくると自然に治ってしまう病気でした。しかし、ストレスが主な原因と考えられていますが、成人してからのアトピーに悩まされているかたが多くおられます。
アトピーは一筋縄ではいかず、簡単に刺激物質である”抗原を接触させなければ良い”と言い切るのには、たいへん難しいものがあります。
アトピーは単純に見ていくと、”刺激物質の何かに反応するという、いくつかの”抗体”をもっている”ということになります。
私はお医者様ではないので、”アトピー性皮膚炎”に対して、20年以上、お肌のトラブルと向き合ってきた経験から、独自の切り口でお話させていただこうと思っています。
カブレなどのアレルギー反応は昔からありました。山で遊んでいたら、急に全身に痒みがでて体中はれてきた、などということは、昔からある、”漆(うるし)などのアレルギーです。
この抗体を持つ人は、漆塗りの漆器にでも判のスしてしまうくらい過敏な方があります。
ソバなどのアレルギーもそうです。私の友人などは、箱の中に入っているソバでもわかってしまうというくらい、過敏に反応します。間違って食べてしまった時などは、ひどい場合には全身が痙攣することもあるようです。
でも、現代のように、一般の食品に反応をおこしてしまうのはなぜでしょうか?そんなに時代が変わっていないのに、多くの方の体質が変わってしまったのは、どうしてでしょうか?
ストレス?
ストレスなど、いつの時代にもあります?
戦争中など、いつ命を落とすかわからない、極限状態のストレスの中で、アトピーで悩む方がそんなにたくさんおられたでしょうか?
ストレスが引き金になることは事実だと思いますが、そこに”因”をもっていくことは、少し不自然だと思います。
たかだか、10年や20年で何が変わったのでしょうか?大きく変わったことは、環境汚染や食事の傾向なのではないでしょうか?
農薬や塩素化合物であるダイオキシン、自動車の排気ガス・窒素酸化物、そして、オゾン層の破壊による強烈な紫外線は、10年~20年で大きく変化しました。
食事のアレルギーも昔は問題にならなかったのですが、環境汚染から発生される活性酸素の増加がアレルギーを起こす蛋白質の抗原性を大きくしたと考えられます。
そして、もうひとつ考えられることは、子供や若者の、食事の嗜好の変化です。
清涼飲料を大量に飲み、乳製品や砂糖などの”甘いもの”の過剰摂取です。そして、肉類の過剰摂取も上げられます。
ここで、食を中心とした問題点をあげてみます
●農薬の問題点農薬
作物を病害や害虫から防ぐために散布される薬品類です。殺菌剤、殺虫剤除草剤の3種類に分類できます。日本では現在、ヨーロッパの6倍、アメリカの7倍の農薬が投入されています。農薬は、菌や虫を殺し草を枯らせるのが目的ですので強い毒性があります。
●食品添加物の問題点
食品添加物とは加工食品などには、保存や外観を良くするために、さまざまな化学物質が添加されています。日本で認可されているものは、349種類あります。急性毒性(短時間に生ずる毒性)以外についての研究は意外に少なく、長期間使用された後に、問題が発見されて禁止されたものがあります。アレルギーの原因になるものが多くあります
●環境ホルモンの問題点
塩素化合物を一般に環境ホルモンとよぶのは、女性ホルモン(エストロゲン)に非常に近い構造をしていることからきています。なかでも、とくに危険なものはダイオキシンがあげられその毒性はサリンの2倍、青酸カリの1000倍になり、12kgで日本全土を無人化にしてしまうほどの毒物です。98%は食事から摂取されます
●甘いもの(砂糖)の過剰摂取
白砂糖とは黒砂糖に化学薬品を添加し、多くの工程を経て結晶化されたものです。食品というより化学薬品と呼ぶほうがふさわしいといえます。
消化吸収が早すぎ、燃焼に必要な成分を含んでいないため、不完全燃焼物として酸を多量に生じ、体液が過剰に酸性化されます。カルシウムやミネラルも代謝過程で消費してしまいます。
精製された白砂糖や、白砂糖を大量に使用した食品は「白い麻薬」などといわれ、採れば採るほど欲しくなるという傾向があります。血糖値を一気に上げるために、インシュリンの分泌過剰が起こり、慢性化して低血糖症になります。
そうなると短気で怒りっぽくなり、集中力もなくなってきます。アメリカでの調査によると犯罪をおこした少年のうちの多くが、ジュースや炭酸水の飲みすぎ、アイスクリームなどの砂糖を多く含む食品のとりすぎという結果でした。逆にこれを何回も繰り返すうちに膵臓のインスリン分泌機能が弱りきると、血液中の糖を細胞内に取り込めなくなり血糖値は高値のままで尿中にも糖が排泄されます。この状態を糖尿病といい、他の合併症状を引き起こします。砂糖漬けになったからだは真菌性の病気や水虫などかびが原因でおこる病気にもかかりやすくなります。
東洋的に考えると、アレルギー反応は、体内に滞った”水毒”を体外に排泄させるための現象とも考えることができます。
食生活の見直しが、もしかしたら一番の近道かもしれませんね。
アトピーといえば、過去には、赤ちゃんや小さなお子さんの病気で、成長して体力がついてくると自然に治ってしまう病気でした。しかし、ストレスが主な原因と考えられていますが、成人してからのアトピーに悩まされているかたが多くおられます。
アトピーは一筋縄ではいかず、簡単に刺激物質である”抗原を接触させなければ良い”と言い切るのには、たいへん難しいものがあります。
アトピーは単純に見ていくと、”刺激物質の何かに反応するという、いくつかの”抗体”をもっている”ということになります。
私はお医者様ではないので、”アトピー性皮膚炎”に対して、20年以上、お肌のトラブルと向き合ってきた経験から、独自の切り口でお話させていただこうと思っています。
カブレなどのアレルギー反応は昔からありました。山で遊んでいたら、急に全身に痒みがでて体中はれてきた、などということは、昔からある、”漆(うるし)などのアレルギーです。
この抗体を持つ人は、漆塗りの漆器にでも判のスしてしまうくらい過敏な方があります。
ソバなどのアレルギーもそうです。私の友人などは、箱の中に入っているソバでもわかってしまうというくらい、過敏に反応します。間違って食べてしまった時などは、ひどい場合には全身が痙攣することもあるようです。
でも、現代のように、一般の食品に反応をおこしてしまうのはなぜでしょうか?そんなに時代が変わっていないのに、多くの方の体質が変わってしまったのは、どうしてでしょうか?
ストレス?
ストレスなど、いつの時代にもあります?
戦争中など、いつ命を落とすかわからない、極限状態のストレスの中で、アトピーで悩む方がそんなにたくさんおられたでしょうか?
ストレスが引き金になることは事実だと思いますが、そこに”因”をもっていくことは、少し不自然だと思います。
たかだか、10年や20年で何が変わったのでしょうか?大きく変わったことは、環境汚染や食事の傾向なのではないでしょうか?
農薬や塩素化合物であるダイオキシン、自動車の排気ガス・窒素酸化物、そして、オゾン層の破壊による強烈な紫外線は、10年~20年で大きく変化しました。
食事のアレルギーも昔は問題にならなかったのですが、環境汚染から発生される活性酸素の増加がアレルギーを起こす蛋白質の抗原性を大きくしたと考えられます。
そして、もうひとつ考えられることは、子供や若者の、食事の嗜好の変化です。
清涼飲料を大量に飲み、乳製品や砂糖などの”甘いもの”の過剰摂取です。そして、肉類の過剰摂取も上げられます。
ここで、食を中心とした問題点をあげてみます
●農薬の問題点農薬
作物を病害や害虫から防ぐために散布される薬品類です。殺菌剤、殺虫剤除草剤の3種類に分類できます。日本では現在、ヨーロッパの6倍、アメリカの7倍の農薬が投入されています。農薬は、菌や虫を殺し草を枯らせるのが目的ですので強い毒性があります。
●食品添加物の問題点
食品添加物とは加工食品などには、保存や外観を良くするために、さまざまな化学物質が添加されています。日本で認可されているものは、349種類あります。急性毒性(短時間に生ずる毒性)以外についての研究は意外に少なく、長期間使用された後に、問題が発見されて禁止されたものがあります。アレルギーの原因になるものが多くあります
●環境ホルモンの問題点
塩素化合物を一般に環境ホルモンとよぶのは、女性ホルモン(エストロゲン)に非常に近い構造をしていることからきています。なかでも、とくに危険なものはダイオキシンがあげられその毒性はサリンの2倍、青酸カリの1000倍になり、12kgで日本全土を無人化にしてしまうほどの毒物です。98%は食事から摂取されます
●甘いもの(砂糖)の過剰摂取
白砂糖とは黒砂糖に化学薬品を添加し、多くの工程を経て結晶化されたものです。食品というより化学薬品と呼ぶほうがふさわしいといえます。
消化吸収が早すぎ、燃焼に必要な成分を含んでいないため、不完全燃焼物として酸を多量に生じ、体液が過剰に酸性化されます。カルシウムやミネラルも代謝過程で消費してしまいます。
精製された白砂糖や、白砂糖を大量に使用した食品は「白い麻薬」などといわれ、採れば採るほど欲しくなるという傾向があります。血糖値を一気に上げるために、インシュリンの分泌過剰が起こり、慢性化して低血糖症になります。
そうなると短気で怒りっぽくなり、集中力もなくなってきます。アメリカでの調査によると犯罪をおこした少年のうちの多くが、ジュースや炭酸水の飲みすぎ、アイスクリームなどの砂糖を多く含む食品のとりすぎという結果でした。逆にこれを何回も繰り返すうちに膵臓のインスリン分泌機能が弱りきると、血液中の糖を細胞内に取り込めなくなり血糖値は高値のままで尿中にも糖が排泄されます。この状態を糖尿病といい、他の合併症状を引き起こします。砂糖漬けになったからだは真菌性の病気や水虫などかびが原因でおこる病気にもかかりやすくなります。
東洋的に考えると、アレルギー反応は、体内に滞った”水毒”を体外に排泄させるための現象とも考えることができます。
食生活の見直しが、もしかしたら一番の近道かもしれませんね。