仏教の教えである”因果の法則”とは「起こっている出来事には、必ず原因がある」ということです。

「悪いことをしたり、ウソばかりついていると、閻魔さんに舌を抜かれて地獄に落ちるぞ!」と私など、子供の頃に祖母に言われていましたが、そういう戒めです。

植物でたとえると、よくわかりますので、ちょっと説明いたします。

植物の最初の形は”種(たね)”です。これを”因”とします。

それを、土に埋めて、水をやります。そして、肥料も加えてやるかもしれません。太陽の日差しも、植物が育つのには必要なことです。

これらの、一連の環境や行動が"縁”です。

植物は育っていきます。しかし、途中で枯れてしまうかもしれません。育つには育ったが、”実”をつけないかもしれません。

”実”はつけたが、みずみずしく、おいしい場合があれば、あまり美味ではない場合もあります。これらが”果”です。

お肌のトラブルにも当てはめることができます。色素沈着シミについて考えていきます。

本当は”色素沈着というものは、とてもありがたいものなのです。たとえば、長い時間、太陽の下にいると徐々にお肌が黒くなります。

これは、太陽光という刺激に対して、体の中の細胞を守るために”黒くなってくれている”んです。特に私達、黄色人種は”黒くなったり、白く戻る”ことがお得意です。

白人はどうかというと、まずメラニンを作り出す”工場”のような部分である、メラノサイトが、黄色人種より活発ではありません。

ですから、太陽光などを浴びると、皮膚が赤くなりますが、すぐに元に戻ってしまいます。

しかし、日焼けしすぎると、炎症を起こし火傷(やけど)のようになってしまいます。さらに長年の間、日焼けを続けると、最悪の場合皮膚がんになってしまいます。

黒人はどうかというと、お肌はたいへん丈夫になっています。多少は刺激により変化しますが、黄色人のように”白く戻る”ということはありません。

黄色人種は環境により、”白人に近くなったり””黒人に近くなったり”することができるという、ひじょうに器用な皮膚を持っています。

それでは、皮膚を焼いて、いつも黒くあれば、お肌はいつも強い状態でいられるから、そのようにしておきますか?

それでは、美容的な問題がおきてしまいます。

しかも、オゾン層の破壊によって、数年前には地上までは届かなかった、光線まで届いてしまっております。

私が子供の頃などは、真っ黒に日焼けしている子供が”元気な子供”だったのですが、今はそうは言ってられません。

現代は黄色人にはあまりなかった皮膚がんが心配されておりますので、子供さんにも”日焼け防止”を考えてあげなければなりません。


【色素沈着・シミの因果】

●”因”

<黄色人であるためにメラノサイトが活発>

皮膚は ”表皮” ”真皮” ”皮下組織”に分けることができます。シミは表皮で作られるので、表皮について考えていきます。

表皮も4つの層に分けることができ、外から ”角質層””顆粒層””有棘層””基底層”と分けることができます。

細胞は基底層で細胞分裂をおこして、1個の細胞が2個に分かれます。1個はそのまま残り、もう1個は下からどんどん押し上げられて、約2週間で角質層に変わり、もう2週間でになってはがれていきます。ですから、健康な方の表皮の細胞の寿命は約1か月ということができます。

●”縁”

<お肌に対する刺激>

太陽光線や擦ることによる刺激、カブレ肌アレといった刺激によって、「刺激が強いから、がんばってメラニンを作って、身を守ろう!」ということで、基底層の中にあるメラノサイト(メラニンの工場)がメラニンを作り始めることになります。

●”果”

メラニンが沈着し部分的に作り続ける >

これらの”因”と”縁”が重なることでシミになってしまいます。太陽光線などで、お顔全体に刺激があれば全体的に黒くなるので、そう問題はないのですが、強い太陽光線を受けなくなっても、部分的にメラニンをつくり続けてしまうことがあります。

そして、カブレなどでいいますと、よりカブレの強かった部分が、いつまでも大量のメラニンを作り続けてしまいます。それらが、部分的な色素沈着である”シミ”です。

美容トラブルの代表的なシミ”の因果を考えていきましたが、シミには他にもいろいろな因果関係があります。

*内臓疾患からくるシミ
*性ホルモンの関係でできるシミ
*薬物の副作用によるシミ

などがあります。

私たちが”黄色人種”である以上、”因”を変えることはできません。ですから、”縁”を変えていくしか方法はありません。

”縁”を変えるとは

*太陽光線を長時間受けないようにする
*お肌を強く押さえたり、擦ったりしない
*あわない化粧品などを使って、カブレや肌アレをおこさない

などがあります。

これらを実行していくと、徐々に改善していくこともありますが、一度色素沈着してしまったものは、なかなか改善されないこともあります。

ソバカスシミとは違った、どちらかというと”先天的なもの”です。これも刺激によって”酸化メラニン”になると、濃く目立ってきます。逆に刺激が少なくなると”還元メラニン”になって薄くなっていきます。ですから、上でお話した”お肌への刺激”を受けないことです。

色素沈着で皮膚科のお医者様のところに相談に行くと、”ビタミンC”の薬が出されることが多くあります。

これは、”ビタミンC抗酸化物質”であるからです。”還元”と”抗酸化”は同じ意味ではありませんが、近い意味ではあります。

ですから抗酸化物質の”ビタミンCビタミンE”を薬ではなく、食品からしっかりとって、お肌に使う化粧品も”抗酸化作用のある原料”を使ったものをおすすめします。

もちろん基本は!

*太陽光線を長時間受けないようにする
*お肌を強く押さえたり、擦ったりしない
*あわない化粧品などを使って、カブレや肌アレをおこさない

これらに気を配ってあげて、いつまでも美しいお肌を保ち続けてください。

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