





それはそれは悲しいSTORYでした

捕獲したねずみのチュー太郎様

最初は檻の中で「元気」だったんです

猫のミヤ様


「うわ~

恐る恐る私はチュー太郎様の豪邸(檻)を覗いて見ました

すると、とってもとってもつぶらな瞳で、私の事を見るでもなく
どこかをじっと見つめているではありませんか

私の心は何とも言えない衝撃が走りました。このおネズミ様の行方はどうなるんだろう?まだ生まれて数ヶ月しか経っていないのに、もう天国に召されてしまうのか

ネズミは何も悪くない

ただ生きる為に目の前にある食べ物を食べているだけなんだ

その日は、仕事が忙しくて、おネズミ様をどうしたらいいか
結論が出ないまま夕方になりました

(おネズミ様は玄関YO)
でも私はお仕事をしている時間


まだ僕(チュー太郎様)は生きているんだ

ここから抜け出す方法がきっとあるはず

あきらめるのは未だ早い

・・・・なんて事を考えていたのでしょうか

仕事が終わり、チュー太郎様の様子を見に行こうとしたら、又猫のミヤ様が豪邸(檻)を覗き込んでいます

朝はミヤ様が覗いただけで、もの凄い雄叫びを上げていたチュー太郎様(仕事中はミヤ様をチュー太郎様の所に行けないようにしていた)は
なんと

鳴き声一つあげずに黙っているではありませんか
チュウ太郎様の中では、もう希望は失われたのでしょうか


だ・か・ら

私は決心しました

「飼おう」
その旨をスタッフの二平氏に伝えた所、無言で捨てに行きました(笑)
気持ち悪いみたい。ネズミが
そして、台所を荒らされる事無く平和に過ごしていましたが、
私は再び台所で、ネズミのお尻を発見したのです

チュー太郎が帰って来た


そう思い、私は何も無かったかの用に振る舞っていたのです。
そんな後ろめたい気持ちで過ごしていた矢先に、事件は起きたのでした

「キー」という懐かしい鳴き声

そう思った瞬間おネズミ様が台所からチョロチョロと逃げて来て、壁のどこかを通って消えて行きました(本当に何処に消えたか謎ですが)
そのネズミ様の後に、顔を血だらけにした

ミヤ様が血相を変えて追いかけて来ました

ミヤ様は相当興奮気味で、必死で床のにおいを嗅ぎ、おネズミ様の行方を探している模様。かなり緊迫したご様子。こんなミヤ様初めてです。例えるならヤクザ映画に出て来る、若い衆が殺気ムンムンで敵方に向かって行く様な。そんな感じでしょうか?
その横で、世界1ハッピーな犬種A・コッカー

普段のミヤ様は争う事を知らないとても穏やかなネコなんです。

結局ミヤ様。顔を引っ掻いて逃げて行ったネズミ
(チュー太郎かどうかは不明)は見つからず。
「ちっ逃げ足の速い奴

吐かざるを得ない状況となったのでした

そんなミヤ様の活躍のおかげで


お・し・ま・い

さあ



二平様の気(パッション)がのったら描いてもらえるでしょう。お楽しみに
