第5日目 明礬温泉、堀田温泉

 

♨️第10湯目は、坊主地獄に隣接する鉱泥(こうでい)温泉。ここは名前の通りの泥湯ですが、今回はパスした泥湯で有名な「温泉保養ランド」よりもずっとさらりとした泉質で、顔に泥パックなどは禁止です。目に入ると刺激が強すぎるようです。まず、隣接する透明な浴槽に浸かり、身体を慣らしてから泥湯に入ります。浴槽は狭く6~8人が体育座りで入って満員です。温度はかなり高く皮膚が真っ赤になりました。おばちゃんがワンオペで、受付、入浴方法の説明、泥湯の温度管理、敷地内の清掃など全てをやっており、熱くなると泥をかき混ぜてくれますが、基本はあつ湯です。なお、ここは、別府温泉のスパポートには参加していませんが、温泉名のハンコを記念に押してくれます。

 

 

♨️第11湯目は、「夢幻の里春夏秋冬」を目指しましたが、全て露天風呂なため、天候により休業となります。この日も数日前の悪天候で、不具合が生じたようで、門が閉まってました。

ということで、急遽予定を変更して、第11湯は「みょうばん湯の里」へ。

ここは広めの露天風呂があり、開放感抜群で、高速道路のアーチ橋とその先の別府湾を見下ろせる高台にあります。(女風呂の方が眺めが良いようです。昔は逆だったような気がするのですが。)泉質は、薄いブルーがかった濁り湯です。

 

 

♨️本日の温泉は、ここで終了。代わりに、鉄輪温泉でボランティアで行われている「鉄輪温泉夕暮れ散歩」ツアー(参加費@700円、約50分)に参加しました。たまたまなのか、客足が減っているのか、参加者は私たち2名のみ、ツアーガイドは、鉄輪温泉地獄蒸し工房のお姉さんでプライベートツアーとなりました。ガイドさんが別府温泉の成り立ちは、二つの断層で、その断層に沿って、温泉が湧き出しているなどど説明を受けて、断層を見たりすると、まるでNHKブラタモリでタモリさんになった気がします。鉄輪温泉の歴史、街並みや共同浴場の説明、湯治宿の地獄窯を見せてもらったり、たいへん興味深いツアーで、最後に温泉卵を一人2個いただきツアーは終了。

 

  

    谷の湯           湯雨竹(ゆめたけ)

 

  

熱の湯             別府の断層

  

       すじ湯               湯治旅館の地獄窯

 

🍚夕食は鉄輪温泉エリアにある、地獄蒸しを使ったイタリアンのお店、Otto e Sette Oita で地元の食材を使ったイタリアンを堪能しました。なかなか予約の取れない人気店で、入り口もよくわからない穴場のレストレストランです。

 

<温泉メモ>

 

◉鉱泥温泉

エリア:明礬温泉

泉質:弱酸性の硫黄泉

効能:神経痛、肩こり、疲労回復、リウマチ、捻挫、外傷

料金:@900円

 

◉温泉保養ランド(今回入浴せず)

別府エリア1番の泥湯。露天風呂は、まさに泥の池。泥パックOK。混浴だが、男性、女性エリアは、分離されており、さらに湯に浸かれば、泥の中なので、人目を気にせず露天を楽しむことができる。

エリア:明礬温泉

泉質:単純硫黄泉、酸性泉

効能:リュウマチ、糖尿病、アトピー、水虫、ヘルニア 等

料金:@1,500円

 

◉夢幻の里春夏秋冬(今回入浴できず)

すべて露天風呂

エリア:堀田温泉

泉質:単純硫黄泉、炭酸水素塩線

効能:筋肉痛、皮膚病、痛風

料金:大浴場@700円、家族風呂2,500~3,000円

 

◉みょうばん湯の里

エリア:明礬温泉

泉質:硫黄泉

効能:アトピー性皮膚炎、慢性湿疹、肩こり、筋肉痛、疲労回復ほか

料金:@600円

 

明日へ続く・・・