スクウェア?エニックスより,9月16日に発売される予定の「フロントミッション エボルヴ」(//)が,E3 2010に続き,Gamescomでもプレイアブル出展されていた。このタイミングで新たなプロモーションムービーも公開されたので以下に掲載する。  すでに何度もお伝えしているので知っている人も多いと思うが,本作はフロントミッションシリーズの最新作。2171年の地球を舞台として,機動兵器ヴァンツァーの活躍が描かれる,三人称視点のアクションシューティングだ。バックストーリーを含めた本作の基礎情報は,以前掲載した「」の記事に詳しいので,そちらも参考にしてほしい。  試遊台は8台用意されており,そのうち1台が英語版で,残りはドイツ語版だった。ドイツ語は大学で2年間勉強したがさっぱり分からないので,英語版の列に並んではみたのだが,なかなか順番が回ってこないので,やっぱりドイツ語版を遊んでみた。E3 2010のときはマルチプレイを試せたのだが,今回はの展示ではシングルプレイが体験できた。  プレイは,ヴァンツァーをカスタマイズして準備を整えるところから始まった。ほとんどの武器やパーツが,まだアンロックされていなかったため,あまり選択肢はなかったが,カラーリングだけは自由に変えることができた。パーツごとに好きな色を選べるだけでなく,光沢具合も調整できるという点が面白かった。じっくりと時間をかければ,自分好みのカラーリングに仕上げられそうだ。マルチプレイがしっかりサポートされている本作では,じっくりカスタマイズした力作ヴァンツァーを,ほかの人に自慢することだってできそうだ。  カスタマイズが終了するとオープニングムービーが流れ,ミッションの説明が行われる。でもドイツ語。状況をうまく把握できないままに,街中にヴァンツァーとともに放り出され,なし崩し的に戦いが始まってしまった。  今回,プレイできたのはビルが立ち並ぶ都市のステージ。当然道路はしっかりと舗装されているため,ro rmt,ヴァンツァーでの移動はかなり楽だ。身を隠す場所も多いので,戦いやすいステージだ。  敵がマップに現れると,画面右下のレーダーに赤く表示されるほか,攻撃された場合はその方角が分かるようになっている。ゲームの難度は,プレイが初めての筆者でも,それなりに戦えるくらいものとなっていた。  筆者が操作したヴァンツァーは,右手にマシンガン系の武器を装備していたので,視界に入った敵ヴァンツァーには片っ端から鉛の弾をお見舞いしてやったのだが,うーん,これがなかなか倒せない。明らかにヴァンツァーよりも装甲が薄いと思われる戦車などはわりとあっさりと倒せるのだが,ヴァンツァーは手ごわい。相手にもよるとは思うが,テレビアニメみたいに敵ロボットをバンバン撃ち落とせるわけではないようだ。この“ややリアル寄り”に調整されたプレイフィールは,本作の特徴の一つと言えそうだ。  今回プレイできたステージには,CPUが操作する味方ヴァンツァーも存在し,敵と戦ってくれていた。味方が敵を引きつけている間に,こちらが裏手に回り挟み撃ちにする,といった戦法が取れたので,マルチプレイならば,より多彩な戦い方ができそうだ。ヴァンツァーの装甲の厚さを考えれば,1対1での戦闘はできるだけ避けて,FF11 RMT,数的に有利な状況を作りながら戦っていくのが,シングルプレイ/マルチプレイ双方の攻略において重要になりそうだ。  日本における本作の発売日は9月16日の予定となっている。プロモーションムービーを見つつ,約1か月後に迫ったリリースを楽しみに待とう。 ※画像は英語版のものです。
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