日本クルド文化協会(埼玉県川口市)は23日、埼玉会館(さいたま市浦和区)で24日に開催を予定していたコンサートの出演者の男性が入国できなかったことにより、中止すると発表した。


コンサート活動が入国の条件に適合しなかったことが原因とみられる。



 同協会によると、コンサートに出演予定だったクルド人歌手の40代男性は、22日夕に飛行機で成田空港に到着したが、同日夜に入国を拒否された。

男性は昨年、亡命先のドイツの日本大使館に対しコンサートに出演する目的で来日することを伝えていたという。


 同協会は23日、報道陣の取材に応じ、詳しい経緯などは調査中とした上で、「男性はこれまで、米国やカナダなどでコンサートに出演しているが、このような対応を受けたことはないと聞いている。この対応は(主催者として)恥ずかしく悲しい」とした。


 経緯について、出入国在留管理庁(入管)に電話取材を試みたが、応答はなかった。

 クルドのコンサートが日本で禁止:セイダ・ペリンチェクが拘束され国外追放


日本で開催される予定だったクルド人のコンサートは、トルコ領事館の介入により中止となった。クルド人アーティストのセイダ・ペリンチェクさんはコンサート前に8時間拘留された後、ドイツに強制送還された。



領事介入後の禁止


トルコ領事館の介入が日本当局によるコンサート禁止の決定に効果があったと主張された。この事件はクルド文化と芸術の抑圧についての議論を再燃させた。



セイダ・ペリンチェクがライブで講演


アーティストのセイダ・ペリンチェクは、アデム・カラコバンの YouTube チャンネルのライブ放送に参加し、今晩体験したイベントの詳細と舞台裏を語ります。

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