開会式の演出をめぐっては、世界中のキリスト教徒の反感を買っていた。

“裏切り者”の位置にアジア系の子ども

「派手な女装をした『ドラァグクイーン』らがレオナルド・ダ・ヴィンチの名画『最後の晩餐(ばんさん)』を連想させる演出が、“キリストの教えを揶揄している”と物議をかもしました。『フランス司教協議会』は“キリスト教徒を嘲笑する場面が含まれており遺憾”と声明を発表。大会組織委員会の広報担当が日本時間29日の会見で“いかなる宗教団体に対しても無礼な態度を示す意図はありませんでした。本当に申し訳なく思う”と謝罪しました」

 IOCが何度も頭を下げることになってしまっているが、この『最後の晩餐』については違った“疑惑”も浮上している。

「イエス・キリストが処刑される前夜、使徒たちの最後の食事の場面を描いた『最後の晩餐』。その中にはキリストを裏切るユダもいるのですが、パリ五輪開会式の演出で、このユダの位置にアジア系とみられる子どもがいたことが、さらに物議を呼んでいるんです」(ネットニュース編集者)

意図的ではなかったかもしれないが、なにかとアジア人関連のミスや疑惑が多いようにも思える。大会前にはフランスサッカー協会が、日本へ差別的な表現を使っていた。

「日本時間7月18日にサッカーのU23日本代表がU23フランス代表と強化試合を行いました。その際、フランスサッカー協会は公式Xに日本の一般的な略称である『JPN』ではなく、『JAP』という表記で投稿。意図的なものかは不明ですが、『JAP』には日本人への差別的な意味を含むため、日本のサッカーファンから抗議の声が上がっていました」

ナチュラルなアジア蔑視なのでは

 日本人選手が判定に泣かされ、猛抗議した事態も起こっている。

「柔道男子60キロ級の準々決勝で、永山竜樹選手がスペインのガリゴス選手に敗れたのですが、これが“疑惑の判定”と話題になっています。永山選手がガリゴス選手の絞め技を食らいながらもなんとか耐え、審判からは“待て”がかかりました。ところが、ガリゴス選手はしばらく絞め続けると、永山選手が失神したとみなされ、ガリゴス選手の一本勝ち。永山選手や日本サイドは猛抗議を行いましたが、判定が覆ることはありませんでした」

 韓国に関する立て続けのミスや『最後の晩餐』の疑惑、大会前の差別的略称の使用、柔道の“不可解な判定”などが積み重なり、

《もう2度とパリでオリンピック開かせないようにして欲しい》

《ナチュラルなアジア蔑視なのでは》

《柔道の誤審とか韓国の呼び間違いとかナチュラルにアジア人差別してそうな内容の話題ばっかでしんどい》

《フランスはアジアの国なんか興味ないのかな》

 などと、アジア人差別に結び付ける意見もSNSでは散見される。

 アスリートはこの五輪の舞台を目指して汗を流してきた。全選手が本来の力を発揮できるような環境に整えてほしい。

さすが人種差別国なのと、下品で劣悪な開会式をするだけあるわ。すごい感性👏👏