*気象庁
鹿児島地方気象台は九州地方南部について、梅雨入りした可能性が高いと発表しました。九州地方は6月8日付で梅雨入りが発表されこれからしばらくは雨模様が続くと予想されています。平年と比べて9日ほど遅い梅雨入りで全国の梅雨入りはさらに数日遅れるとの見通しが出ていました。一般的に本州の梅雨入りは5月下旬から6月上旬ごろで、今年はその時期を大幅に超えています。気象庁はこの原因について「日本の南にある太平洋高気圧の張り出しが弱い」と説明しており前線は今も沖縄付近に停滞中だと伝えていました。赤道付近で大気の対流活動が活発ではなく太平洋高気圧の勢力が強まっていない可能性があり合わせて日本上空の偏西風が蛇行することで梅雨前線の移動が妨害されているとのことです。今年は過去最大規模の太陽フレアが多数発生していることからこのような太陽風も地球活動に影響を及ぼし梅雨入りのタイミングを狂わせているのかもしれません。過去に太陽風が地球の大気圏内の活動にも影響を与えるとの調査報告がありましたが太陽活動の活発化と異例の遅い梅雨入りは関係性がありそうです。

九州南部が梅雨入り 平年より9日遅く 急な強い雨などに注意。2024年6月8日 11時59分

鹿児島地方気象台は前線の影響でこの先1週間も曇りや雨の日が多くなる見込みだとして8日午前「九州南部が梅雨入りしたとみられる」と発表しました。鹿児島地方気象台によりますと湿った空気の影響で九州南部は鹿児島を中心に雲が広がり雨が降っているところがあります。前線の影響でこの先1週間も曇りや雨の日が多くなる見込みだとして気象台は8日午前11時「九州南部が梅雨入りしたとみられる」と発表しました。去年や平年と比べてそれぞれ9日遅い梅雨入りとなりました。