■バセドウ病発症のメカニズム

2015年に鳥取大学医学部の長田佳子助教授が世界的発表をしました。バセドウ病の真犯人はEBウイルス(ヘルペスウイルス)です身体の免疫力が低下すると誰にでも潜伏しているEBウイルスが力を持ち始めます。EBウイルスが活性化するとB細胞(Bリンパ球)に感染します。するとB細胞は暴走して自己抗体のTRAb(抗TSHレセプター抗体・受容体抗体)を分泌するようになるのです。TRAbは甲状腺細胞膜のTSHレセプター(受容体)を刺激し続けます。すると過剰に甲状腺ホルモンが分泌され続け甲状腺の機能が亢進してしまうのです。■免疫力を低下させる二つの原因

1.腸内細菌を死なせる食生活

日本は食品添加物や保存料の入った加工食品など化学物質にまみれた食べものであふれています。食品添加物評論家の阿部司氏によると日本人は食品添加物で1年間で石油を平均4kg食べているそうです。農産物に残留している農薬も世界トップクラスです。そして腸もれの原因となる小麦食品や乳製品。トランス脂肪酸やサラダ油、キャノーラ油など炎症しやすい細胞を作る悪い油。世界一濃い塩素水道水。そして風邪をひくとすぐに処方される抗生剤。現代人の腸内細菌の量は戦前の三分の一に減ってしまったそうです。激増している様々なアレルギーは腸が弱りデトックスできなくなりリーキーガット(腸もれ)して起こる症状です。そして私たちの体を守る免疫細胞の七割は腸で作られています。腸が弱っていれば免疫細胞が活性できずに容易に菌やウイルスにやられてしまうのです。ストレスの多いバセドウ病はミネラルを消費しやすい病気とされています。特に亜鉛の消費は亢進し尿中への亜鉛排泄が増加するそうです。「脱毛や白髪」はこの亜鉛不足が原因なのです。そのミネラルを腸内細菌が吸収しやすくしてくれるのです。しかし日本人は海水塩からミネラルを摂っていたのに戦後に99.5%ナトリウムの精製塩に代えられ摂りこむミネラルそのものが欠乏しているのです。海水塩なら40〜50%がミネラルです。


戦後までミネラルは主に海の塩から摂っていた日本人が、1970年代から塩化ナトリウム99.5%以上の精製塩を摂り続け慢性的なミネラル不足を引き起こし、健康を損なっている。本来は野菜からもミネラルは摂れるのですが、戦後から農薬を使用するようになりミネラルの少ない野菜になってしまいました。ミネラルは土壌菌が作ってくれるのです。その土壌菌を農薬は殺してしまうのです

バセドウ病はストレスが多くミネラルを消費しやすいとも言われています。特に亜鉛は甲状腺ホルモン過剰により尿中への亜鉛排泄が進むらしいのです。


グルテンフリーをして実践なさった方などは喘息アトピー、精神疾患のチック症状、EDを改善できたなどの声も寄せられています。


「食のパラドックス 6週間で体がよみがえる食事法」

 

リーキーガットを日本で初めて「腸もれ」として本にしてくださった、藤田紘一郎氏が翻訳なさっています。



長生きしたけりゃ 小麦は食べるな 著者:本間良子

重曹とオーガニック野菜の素晴らしい力

牛乳のワナ Kindle版 船瀬俊介 (著) ビジネス社(編集)

医師が実践する 病気にならない自然な暮らし 著者:本間真二郎

その「1錠」が脳をダメにする 著者:宇多川 久美子

日本人だけが知らない汚染食品〜医者が教える食卓のこわい真実〜 内海聡著

腎臓の悪い方、無機リンにご注意! 「99%の日本人が騙されている。腎臓を汚染する最悪の食べ物3選」/看護師 kobane

日本人だけが食べ続けるあの食べ物で健康が破壊される…特に60歳以降は金輪際食べてはいけない闇が深すぎる食べ物

モンゴル岩塩よりさらにミネラルが豊富なことがわかりました。特にマグネシウムと亜鉛の含有量に驚きました。マグネシウムはモンゴル岩塩の10倍。マグネシウムと相互作用のあるカルシウムも豊富です。そして亜鉛は15倍。体内の余分なナトリウムを排出させる働きをするカリウムもほぼ10倍。さらには、他の塩にはない様々なミネラルが含まれています。(100g中)ミネラル ヒマラヤ岩塩 → モンゴル岩塩 → ぬちまーす塩

ナトリウム 37g → 32g → 29.25g

カルシウム 110mg    → 390mg → 440mg

マグネシウム 110mg  → 370mg → 3620mgカリウム 64mg → 140mg → 1140mg

亜鉛 0.1mg   → 0.043mg  → 0.73mg