論説委員佐藤千矢子氏が偽証罪を適用される証人喚問の場で政倫審と同じことをあらためて説明すべきであることについて紹介しています。自民党の裏金事件で安倍派幹部ら計10人の衆参両院議員が政倫審に出席した。政倫審はうそをついても偽証罪に問われない。もとより限界はわかっていたそれでも不自然で不誠実な説明の連続には憤りと情けなさを感じずにはいられない。焦点は政治資金パーティ収入のノルマ超過分を還流する仕組みが安倍晋三が中止を指示したにもかかわらず復活してた経緯の解明だった。


還流分を政治資金収支報告書で不記載にして裏金化したことに共謀があったかどうかを判断する点から検察も捜査の過程で注目したとされる問題だ下村博文は政倫審に先立つ記者会見ではこう語っていた。安倍派幹部の協議で「ある人から還付については個人の資金集めパーティに上乗せして収支報告書で合法的な形で出すという案もあった」
さらに、「ある人とは?」と聞かれると「取材して聞いて」とも。「合法的」と言っているのだから違法性の認識があったのではないかと指摘されていた。ところが政倫審では不記載や違法性を認識していたわけではなくあくまでも派閥が個人のパーティ券を150万円以内で購入するのは合法的でそういう形でのキックバックの代替案があるという話が出たと発言を事実上後退させた。「ある人」からの提案だったとの発言についても「特定できないので取材してほしいという意味で言った」と釈明した。納得がいかない。記者会見では収支報告書で「「出す」案とも語っている。不記載を認識していたからこそ「出す」ことを検討したのではないのか。他の幹部らの説明も不自然さと不誠実さが目に余った。偽証罪が適用される証人喚問の場で少なくとも政倫審と同じことを改めて説明すべきだ。2024年3月23日付け「毎日新聞」の記事です。2017年都議選後にパーティー券200万円購入分の収支報告書記載漏れの説明をすると言って未だ説明しない下村博文。こんな輩が自然かつ誠実に答弁するはずなんてない。ある人って森喜朗だろう。それにしても不自然さと不誠実さを国権の最高機関で臆面もなく述べる輩達を率いていた安倍晋三は銃殺されてもなお日本を駄目にする辺り本当におぞましい限りである。下村博文が加計学園パーティー券に関して説明をすること未だに待ち続けております。森喜朗に激怒され安倍派の要職にもつけなかったのに国のために真実を話せない輩は国会議員としていらないです