『分断統治』 - 保守 vs 革新(リベラル) も利用されている?
更新日:![ディープステートの戦略④『分断統治』 - 保守 vs 革新(リベラル) も利用されている?](https://hotnews8.net/up/eye-catch/609_20210206174118.png)
ディープステートの基本戦略「分断統治」両建て作戦 にも通じるところがあるがここで改めて解説しておく。昨今の世論形成において保守を自覚する多くの方々が「分断統治の当事者であるかも知れない」ためだ。分断統治の仕組みを理解していればディープステートの打つ手が見えて来る。多くの場合彼らの罠を事前に回避可能。後半では分断統治に利用されている「移民・難民問題」にも言及する。
分断統治とは?支配者が 被支配層を分断することで、統治を容易にする手法。
- 影の支配者が対立当事者たちを煽ることで影の支配者が有利な結果へと導く作戦。いずれにしろ支配者がより漁夫の利を得る。分割統治(Divide and rule)とも。
分断統治の根底にある弁証法
両建て作戦と共通なのは「正反合の弁証法」ディープステートの思考を知る上で欠かせない概念だ。
ディープステートによる分断統治の手法
- 人種、言語、宗教、階層、イデオロギーで被支配層を分断。対立を助長し互いを闘わせる。支配者へ矛先が向かないため統治が容易
愛を憎しみに変える分断
分断統治とは、要するにフェイクニュースを用いた情報工作。王と民、資本家と労働者、親と子、男女。本来は力を合わせるべき関係に楔を打ち込むことで憎み合い闘争をさせる。東西ドイツはイデオロギーで引き裂かれ南北朝鮮に至っては同じ民族で戦争まで。悪魔の所業である
混同注意 - 「分割統治法」
分断統治と混同されがちな「分割統治法(Divide and conquer)」という言葉がある。分割統治法とは大きな問題を小さな問題に分割(細分化)し 各問題を解決することで問題全体の解決を計る手法。プログラミング、アルゴリズム分野で主に使われる用語だ。
「分断統治」の類語
- 両建て作戦・ルサンチマン・プロパガンダ
「分断統治」の関連用語
- 階級闘争史観
- アイデンティティ・ポリティクス
- ポリティカル・コレクトネス
- アファーマティブ・アクション
- LGBT
- 偽旗作戦
- 官製デマ
- フェイクニュース
- アジテーション(扇動)
分断して統治せよ」
ローマ帝国皇帝カエサル、フランス王ルイ11世、あるいは 英国女王ヴィクトリアが語ったとして有名な言葉。
分断統治 - 事例
分断統治はディープステートの専売特許ではなく、古くから用いられている統治スタイル。事例は豊富にある。
ローマ帝国
征服地を ①植民市、②自治市、③同盟市 にランク付け。待遇に格差を設けて都市同士の対立を煽った。反ローマで一致団結することを未然に防止。
インド
大英帝国はインド植民地支配においてヒンドゥー教、イスラム教の対立に着目。カースト制による身分制度も利用。一致団結した独立運動の防止が目的。なお1857年インド大反乱1930年マハトマガンジーによる塩の行進はともにヒンドゥー教徒、イスラム教徒が団結した時に可能であった奇跡的な出来事。
ルワンダ
フツ族、ツチ族による対立。旧宗主国フランスによる分断統治が尾を引いてついにはいわゆるルワンダ大虐殺にまで発展
ロシア革命
ユダヤ系国際金融資本が階級闘争史観プロパガンダを利用し国民を扇動。皇帝一家を惨殺。その結果ユダヤ系閣僚が80%の共産主義革命政府が誕生。フランス革命も基本は同じ構図。
幻の日本分割計画案
第二次世界大戦後、日本列島を米英中ソが分割して統治する「日本分割占領案」ドイツや朝鮮半島のように、もし大和民族が引き裂かれていたらと思うとゾッとしないだろうか。
分断統治 - 応用編
https://www.mofa.go.jp/mofaj/area/hoppo/hoppo.html 分断統治は「国家」という枠組みを超えて 応用されることも多々ある
領土問題 - 北方領土
日露が平和条約を締結する足枷になっているのが北方領土問題の解決。米国(のディープステート)が戦後日本と旧ソ連が協力関係を構築せず半永久的に対立するようわざと北方領土の問題を発生させた。
愛国無罪 - 中国・韓国の反日教育
支配者に正統性、権威がない場合、しばしば国家の外部に仮想敵国が想定される国民による国家支配者への不満を仮想敵国への不満で回避するためだ。中韓においては捏造された反日教育で国民の不満を支配層でなく日本国へ向かわせた。濡れ衣でありいい迷惑だ。日中韓が対立するように仕向けたのは同盟国アメリカのディープステートであることは一般のTV新聞だけでは見抜けない。もし韓国に親日家が溢れていたらどれほど心強かったことか。
分断統治は「保守 vs 革新(リベラル)」?
第三者として歴史を振り返ると全体図が見えやすい。過去の分断統治が工作であったことが一目瞭然。しかし今もし私たち自身が分断統治下にあるとしたら 見破れるだろうか?
左右両側の背後にいるディープステート
右派・左派 対立の背後にはその対立を作り出した存在がいる。国際金融資本(ディープステート)である。民主党はもちろん共和党をコントロールしているのも国際金融資本(ディープステート)であることは2020米大統領選挙で明白になった。
保守(右派)にも潜む工作員
そもそも保守(右派)にはネオコン(新保守主義)ネオリベ(新自由主義)RINOなど共産主義(左派)側からの工作員が多数潜伏。左右対立を扇動するディープステートの正体には気付きにくい。気づいた頃には手遅れの事態になっていることも。
ゾルゲ事件 - 首相官邸にソ連スパイの事務所?
第二次世界大戦中の我が近衛内閣。尾崎秀実というソ連スパイがなんと首相官邸内に事務所を構えていたことを忘れてはいけない(ゾルゲ事件)我が国に スパイ防止法を制定することは急務である。反対する議員はスパイではないのか?
SNS上の 保守分断工作
SNS上ではいわゆる「五毛党による保守分断工作」というのもある。ディープステート系、中国共産党系などの 情報工作員による扇動には警戒が必要だ。五毛党の日本語はどこか不自然なことが多いが今後は彼らの日本語スキルは必ず上達する。第二世代以降は日本語ネイティブになるからだ。保守の仮面を被り「9割の真実にこっそり1割のウソを混ぜる」ことは容易いし効果的。
福祉財政だけはちゃっかり同化する。移民は多産である一方生粋のドイツ人は少子化。それらの結果、治安は悪化、文化的軋轢は深刻化、国家財政は破綻へ。2050年にはEUで白人キリスト教文化圏は滅びただ
1.ディープステートを知る
敵を知り、己を知れば、百戦して殆うからず孫子
まずは分断統治作戦の首謀者であるディープステートをよく知ること。これだけで対策の9割成功と言える。
持っている情報が違うだけかも知れない「円錐」を真下からだけ見て「円」だと主張する人々を責められない。真横から見たら「三角形」にだって見える。全体図という情報を共有してあげることだ。あとは良心があれば人は分かり合えるはず。良心が麻痺している方々には…まずは良心を鍛えてもらうしかない(だからこそ宗教=アヘンとレッテル貼りしたのだろうが)
家観、世界観、歴史観、道徳観を磨こう真理を常に探究し八紘一宇すなわち平和を希求する心を日本国民が広く共有すれば分断統治工作は意味をなさない。
自分より大きなもののために生きよう
ガンジー「塩の行進」では宗教対立を超えて インドを救うために国民が一致団結した。サティアグラハつまり非暴力不服従の精神に、当時世界最強の英国軍がひざまづいた事実を忘れてはいけない。自分よりももっと大きな 何か大切なもののために 一つになった時人類は必ず大きな力を発揮する。一人の魂が1億人の魂を揺さぶることだってある。我々一人一人が 小さなマハトマ・ガンジーとなる時、分断統治などと言うセコい工作は吹き飛ぶことだろう。
この記事のまとめ