家庭内の空気に含まれるマイクロプラスチックはどこから?

家庭内の空気中に浮遊するマイクロプラスチックの大部分は衣類や家具、プラスチック製品によく含まれる合成ポリマーに由来しています。
空気中に浮遊するマイクロプラスチックのほとんどは皮膚片のような他の空気中の汚染物質よりもはるかに小さく気道に入り込みやすいことがわかりました。

マイクロプラスチックを吸い込むと体に悪いの?

マイクロプラスチックの多くは肺に吸い込むことができるほど小さいものです。マイクロプラスチックは気道に入ると有害です。気管や肺の組織が腫れたり傷ついたりして軽い胸の痛みや息切れを感じることがあります。時間が経つとマイクロプラスチックは蓄積され肺の気嚢(肺胞)を損傷する可能性があります。これにより肺気腫や肺がんなどの肺の病気を発症するリスクが高まります。また空気中に浮遊する多くのマイクロプラスチックはその表面に他の危険な汚染物質を付着させています。

マイクロプラスチックの大気汚染から身を守るにはどうしたらよいのでしょうか?

日常的に使うものは、堆肥化や生分解が可能なものを購入する

プラスチック製品は合成成分でできており完全に分解されるまでに数千年かかると言われています。プラスチック製品の使用を出来るだけ控えて自然分解できるものを選びましょう。
・木質繊維・ココナツ繊維・ガラスやスチール製の皿、ボウル、陶器などはマイクロプラスチックを発生させずに何年も使用することができます。・衣類は綿、麻、絹、ウールなど自然素材のものを選びましょう。

プラスチック予報

初のプラスチック汚染天気予報でパリ上空に88ポンドのマイクロプラスチックが飛来すると予測・パリの2,500平方キロメートル (965 平方マイル) の集水域に落ちているプラ​​スチック粒子のほとんどはナイロンとポリエステルでありおそらく衣類からのものであることが判明しました。・他の破片はタイヤによって剥がれ落ち特に車両がブレーキをかけたときに剥がれ落ちた。・1年を通して、最大10トンのマイクロプラスチック繊維がパリ地域に沈着すると推定

・大雨が降ると「プラスチック降下」の密度が桁違いに増加する可能性がある。≫初のプラスチック汚染天気予報

まとめ

私たちはもうプラスチック汚染から逃れることは出来ません。私たちが毎日吸う空気中に飲み水の中に食べ物の中に小さく形を変えてプラスチックは入り込んでいます。プラスチック問題は調べれば調べるほど深刻な問題だということが分かりました。中でも一番の問題は多くの人がその問題を意識することなくプラスチックを使い続けることではないでしょうか?日本では企業側の説明によるとマイクロプラスチックは現時点では体内に入っても便と一緒に体外に排出され健康被害はないとされているようです。世界の見解とはずいぶんかけ離れていますね。さすが放射性物質でさえ”直ちに健康被害はない”と発表される国です。日本は添加物規制も農薬規制もゆるゆるで国民の健康よりも経済が優先される国なのでしょう。だからこそ自分の体は自分で守っていくしかありません。その為には正しい情報を知らないといけません。日本で2人に1人ががんになるのも認知症の急増もやはり理由があるのだと思います。病気で苦しみたくない、あるいは認知症になってまわりに迷惑をかけたくなければ自分の口に入るもの身に着けるもののことを知りましょう。