野菜を選ぶとき国産野菜を選ぶという人も多いかと思いますが果たして日本の野菜は安全なのでしょうか?実は日本は農薬使用量世界トップクラスで農薬大国なのです。加えて日本の農薬使用基準は世界と比較するときわめて甘いようです。残留農薬のついた野菜を食べてもすぐに健康被害がでるわけではありませんが蓄積していくことでアレルギーなどの原因になるとの指摘もあります。残留農薬をあまり気にしすぎるのもよくないですが日本の農薬使用の現状と考えられる健康被害、出来るだけ農薬を摂らないようにする方法も知っておいたほうがいのではないでしょうか?

・ガン
・神経系や免疫系へ悪影響
・ホルモン異常への関連性

残留農薬のある野菜を食べ続けると体内に蓄積されていって、めまいや吐き気、皮膚のかぶれや発熱、だるさを引き起こすなど、人体に悪影響を及ぼすとされています。


・発達障害児の急増との関連が指摘されています。

ネオニコチノイド系農薬・有機リン系農薬はこどもの発達障害の原因


②環境への悪影響




川では田んぼの微生物、植物、河川の魚や鳥類が減り海では窒素やリンは、植物プランクトンのえさとなり赤潮などが大量発生する原因になります。

③農薬に対する日本の規制のあまさ



日本から海外へ農産物を輸出する際、農薬残留基準が緩かったり、未登録の農薬を使っているため、不合格とされて輸出できない事例が多く報告されているようです。そのため海外輸出用の農産物は農薬の基準を厳しくして作っているということです。

日本の農薬使用

なぜ日本では農薬の使用量が多い?

日本の農薬使用量は世界でもトップクラスです
日本で農薬使用量が多い理由は・高温多湿の気候環境で害虫や病気が発生しやすい・見た目の悪いものは売れないなどの理由で日本の農薬使用量が多くなっていると考えられます。




日本のお茶からは100%ネオニコチノイド系農薬が検出されたということです。茶葉もペットボトルのお茶も、全種類からです


<オールシーズン収穫可能な野菜>
・もやし・菌床栽培のきのこ(室内育ちのきのこ)えのき、エリンギ、しめじ、マイタケなど

夏~秋のキャベツはヤバイらしい!

私はキャベツは1年中採れる野菜だと思っていました。1年中出回っているし価格も安定していて節約生活には欠かせない野菜です。でも本来キャベツの旬は春と冬だそうです。秋ごろに種をまき4~6月に収穫するキャベツ夏に種をまき11~3月に食べごろを迎えるキャベツが本来のキャベツの旬だということです。もともとキャベツは冷涼な気候(15~20℃)を好み夏場にはなかなか栽培が難しい野菜だということなんです。品種改良が進み夏キャベツの栽培が可能になったとの説もありますが季節外の野菜を育てるには、多くの農薬が使われるため夏~秋のキャベツは食べないほうがいいということなんです。虫の害を防ぐためには3日に1回農薬をかけているという話も聞きました。確かに夏場は虫が多いですものね。7月~10月までのキャベツは農薬が多い。キャベツを食べるのは11月~翌6月くらいまでと覚えておきましょうたま~にまずいキャベツにあたることがあるんですけど、それは秋キャベツだったのかもしれません。

●流水で洗う。水でしっかり30秒洗います。水溶性の農薬の場合は水と一緒に溶けて流れてくれます。特にトマトやきゅうり、イチゴなどは流水でよく洗います。

●つけ置き洗い
水を流し続けながら洗います。

●下茹でする(茹でた水は捨てる)

●市販の農薬対応洗剤を使う



「オーガニック野菜」「有機野菜」「無農薬野菜」の違いは?

農薬がなかったら?農薬を使わないと病害虫や雑草の被害により、収穫が皆無になったり収量が大幅に減少する作物もあります。

残留農薬に関しては過剰に心配する必要はない?

最後に農薬は心配ないという見方もあることを伝えておきます。・適切な量を守って使っていれば安全・残留農薬の量は出荷時の検査で厳しくチェックされており健康に問題が無い量の食材のみが出荷されている。・毒性試験や自然界への残留試験など多くの試験項目が追加され人に対する毒性が弱く残留性の低いものが農薬として認められ使用されている。

全ての農薬を避けることは出来ませんが出来るだけ残留農薬を身体に入れないためには旬の野菜を食べることや野菜や果物はよく洗って食べることが大切になってきます。