人類の主食は穀物。食糧「種子」の遺伝子を著作権レベルで独占。キッシンジャーの考えに従えば、これは人類支配を意味する。モンサント社によるGMO種子と農薬ラウンドアップ(グリホサート)を利用したモノポリーゲーム。
「アルゼンチンの事例」をもとに考えてみたい
モンサント社とは - 死の商人という暗黒史
モンサント社については左右を越えて大変な非難の声が上がっていることに注目したい。本稿では深く言及しないがこの対立軸は左右でなく「グローバリズム vs 反グローバリズム」であることがよくわかる。左右を超えた反グローバリズム結集のヒントがありそうだ。
ドアップをかけても枯れない。一度しか発芽しない(F1種子)
小規模な農村ではなんともありがたい商品だ。アグリビジネス企業による「緑の革命」的な大規模農業にもぴったり。
ラウンドアップの使用量は増加せざるを得ないすると さらに雑草たちの耐性が強化。この悪循環で土壌は汚染され、ラウンドアップレディ大豆以外の作物が全く育たなくなる。しかも収穫量は むしろ徐々に減少するという。
アルゼンチンの事例① 債務危機