鳩に対しても容赦のないイギリス衛兵
image credit:TikTokイギリスのバッキンガム宮殿での観光の目玉と言えば、衛兵の交代式を挙げる人も多いだろう。あの独特の帽子を被った兵隊さんが規律正しく行進する様子は、英国の歴史と伝統を感じさせるスペクタクルと言ってもいい。

この衛兵たち職務に実に忠実であり歩けと言われればどこまでもまっすぐ歩いていく。例え障害物があっても突き進む。その障害物が生き物であっても優先すべきは任務なのだ。今回も彼らの行く手に立ちふさがった鳩たちに対し「道を開けろ!」という容赦のない怒号が飛んだのであった。

衛兵たちの進路に鳩が……!

先月27日にTikTokに公開されたこの映像。ゴージャスな門の向こうから、2人の衛兵がこちらに向かって歩いてきた。その行く手には2羽の鳩がいてよちよちと彼らの前を歩いて行く。歩調を変えることなく進んで来た衛兵が、「道を開けろ!」と大きな声で鳩に向かって叫ぶ。(野蛮人丸出しww鳩に言っても分からんくない?頭大丈夫そうなんかな?)
20240409_034153_e
image credit:TikTokすると鳩たちは、ビックリして飛び立って行った。これ、もしも鳩が逃げなかったらそのまま突き進んでいたのかな。
20240409_022527 (3)_e
image credit:TikTok

任務の邪魔をするモノは決して容赦しない!

カラパイアで以前、近衛兵らの進路上にいた観光客男性が情け容赦なく突き飛ばされていく動画を紹介したが、人間にも動物に対してもある意味平等と言えばそうなのかもしれない。この衛兵たちはイギリス陸軍の近衛師団に属する歩兵部隊の兵士たちで、もちろん観光用にそこにいるわけではなく、厳然たる任務中なんである。たとえ相手が誰であろうと鳩であっても、うっかり進路を邪魔してしまった不届き者に対しては「道を開けろ!」と容赦のない雷が落ちるのだ。(どこにジェントルマンなとこがあるのか謎でしかないww)

豆知識:制服でわかる所属連隊

 ところでこの衛兵さんたちの象徴とも言える帽子なんだが、熊の毛皮でできていて、その名も「ベアスキン」と言うんだそうだ。また、同じように見える制服にも少しずつ違いがあって、帽子についている飾りやボタンの数で所属連隊がわかるんだそう。
FUgAmiXWAAE8OFN_e
image credit:@militarylodge / X
 今回登場した彼らの場合、白地に緑のラインが入った飾りをつけていることから、ウェルシュガーズ(Welsh Guards)の面々だったようだ。


伝統、文化、格式とか求めるみたいだけど、どこにそんなのあるんかな?泥〇国家のくせにww

大英博物館に展示されてるのは、色んな国の国宝を強奪した物みたいですね。それを集めて平然と展示出来る神経が凄いなと思う。