ルイス・キャロルは幼児性愛者?

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不思議の国のアリスの著者として、世界中の子どもたちをファンタジーの世界へといざなってくれたルイス・キャロルは、実は幼児性愛者だったと考えられている。彼の自宅では、裸の女児の写真のコレクションが見つかり、その中の少女が彼の物語のキャラクターのベースになったという。その写真の中にはアリス・リデルの姿が多数あり、彼が創った'アリス'の人物像にインスピレーションを与えたようだ。

バービーガールはバービーから訴えられた

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ノルウェーとデンマークの人気アイドルグループ、アクアの"バービー・ガール"(日本では"愛しのバービーガール"というタイトル)は90年代の大ヒット曲だった。人形の"バービー"と"ケン"を真似たボーカル2人と、ハイペースのダンスデュエットが子供達の間でも爆発的な人気になった。この曲は一回ヒットしただけの曲なのだが夢見る少女たちにとって長い間プールパーティーやパジャマパーティーには欠かせない曲だった。ところがこの歌詞の内容が"バービー"が頭の空っぽな美人だとほのめかす内容だったので"バービー"と"ケン"のイメージを損ねるとして製造メーカーのマテル社はアクアを告訴した。2002年にそれは棄却されたがその曲が生み出した"バービーとケンは人間として存在している"という少女たちのファンタジーな思い込みは払しょくされずにいる。

えくぼは奇形である

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かわいい赤ちゃんにはエクボがある?ニッコリした顔にパッと浮かぶエクボ。西洋ではエクボがある子どもはかわいくなる遺伝子が備わっていると考えられているが実際には筋肉の奇形であるそうだ。大頬骨筋が重なるかららしい。

サンタクロースはもともとは戦争の神だった

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サンタ・クロースという名はクリスマス・タイムの類語でイエス・キリストの誕生を祝うキリスト教徒の習慣のこと。サンタクロースの話は意外と多くの要素が合わさって出来上がってしまったようでキリスト教との関連性は実はほんのわずかである。子どもの頃の思い出にある太っちょでハッピーなサンタは実際には北欧神話の猛々しい戦争の神オーディンがベースにある。

色が変わる指輪は命を奪う

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体温で色が変わる石のついた指輪ムードリングは1970年代子どもたちに人気が出てその後も幅広い年齢層に親しまれ続けている。その発想は斬新だった。気分によって色が変わる指輪があったらたいていの人はつけてみたくなる。この色が変わる成分は液晶と呼ばれている; 温度の変化で分子が再配列しその色が変化する。これは液晶テレビやパソコンの画面にも使われている。しかし多くの子供たちは液晶に水銀やヒ素が含まれていることなど分からない。彼らは死に至る危険な玩具のムードリングを手にして、時には口に入れることもあるのだ。

3.ディズニーが隠ぺいしていた恐ろしい真実

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ディズニー映画「リトル・マーメイド」では本当の真実が隠されていた。映画で観たように人間の王子と結婚するのではなく原作では彼女は自殺をしていたのだ。また「眠れる森の美女」も素敵な王子様のキスで目覚めるのではなく原作では王様にレイプされて出産する時に目が覚める。子どもの夢を壊さない企業努力が真実をもねじ伏せたのである。

フリスビーはもともとはパイ皿だった

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円盤状になっていて投げて楽しむフリスビー。その起源には意外な事実があった。1871年から1958年、お菓子の会社フリスビー・ベーキング・カンパニーがアメリカの大学に金属製の皿入りのパイを提供し間もなく学生達はその皿を投げる楽しみに気づいた
1948年ある建築検査技師が「これは儲かる!」と、そのシンプルなパイ皿をベースにして現在使われているようなプラスチック製フリスビーを作り上げたいわゆる便乗ビジネスのいい例だ。フリスビーという名前、デザインそして仕様はすでにあって、彼はそれをプラスチックで作り玩具だと周囲に言って売り歩いたという。

ボードゲーム、蛇と梯子はヒンドゥー教のカルマが起源

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欧米で古くから親しまれている子ども向けのボードゲーム"蛇と梯子"。2人以上で遊び格子状に区切ってそれぞれのマスに番号を振ったゲーム盤を使う。このゲームの起源はインドで16世紀にはその初代版が使われていたようだ。このゲームはヒンドゥー教の哲学のカルマをベースにして作られていて梯子は善行を意味し蛇は悪行を意味する。サイコロを使って蛇の道に乗らずに梯子の道に乗れるような良い目を願いつつ、道を進んでいく。善行を表す梯子に止まるとゴールへの近道を通ることができ反対に悪行を表す蛇に止まるとゴールから遠ざかる道を辿ることになる。もともとは若者に道徳を教えるために作られたものだ。今度このゲームをする時は人生について考えてみるのも悪くない。