23/09/15 23:56  厚生労働省は令和6年度両立支援等助成金を拡充し育児休業取得者の業務を代替する労働者に“応援手当”を支給する。中小事業主向けの新コースを設定する考えを発表しました。同助成金に追加するのは、育休中等業務代替支援コース(仮称)と選べる働き方制度支援コース(仮称)の2つの予定となります。育休の取得しやすさや育児期の働きやすさの向上を図る企業をサポートする予定です。短時間勤務など育児期の柔軟な働き方に関する制度を複数導入した企業を支援する内容も含まれる予定です。育休中業務代替支援コース(仮称)は育休や育児短時間勤務期間中の業務体制を整備するために業務を代替する周囲の労働者へ“応援手当”(業務代替手当)を支給したり代替要員を新規雇用したりする事業主が対象となります。取得者1人につき最大125万円を助成予定となります。選べる働き方制度支援コース(仮称)は短時間勤務や、保育サービスの利用費用補助、法を上回る看護休暇の導入など、柔軟な働き方に関する制度を導入し育児期の労働者と面談し個別の支援計画を作成した事業主が対象となります。制度を2つ導入した際は利用者1人につき20万円、3つ以上導入で同25万円を支給予定となります。