大和証券が新人研修に「瞑想」を導入。「瞑想(マインドフルネス)」で「(遺伝子病)うつ病」「適応障害(心因反応、財布を落とした・失恋)」「不安・パニック障害(PTSDは意味しない)」を対策する。「PTSD 否認」のための「瞑想」

 2018年のフロリダ高校乱射事件の生存者の元チアリーダーの女性。「生存者罪悪感」に苦しみ「ヨガ(瞑想)」でキュア(治療)を図るが、翌年には複雑性PTSD で自殺


「生存者罪悪感(サバイバーズ・ギルド)」は「PTSD の原点」ユダヤ人(ホロコーストを常に念頭に置く)精神科医リフトンによる広島原爆被爆者研究で発見された。圧倒的なトラウマに対する認知機能の歪みである「生存者罪悪感」にリフトンの名は否認隠蔽されている。

「東京大空襲被災と広島原子爆弾被爆の両方を

経験し(晩発性)複雑性PTSD を呈した一例(中核トラウマ薬物強化受容療法)」(広島医学2006)


変わらない凍結した記憶(トラウマ)は他者の存在の記憶と融合することで変質し(非病因化)再び時を刻み始める。トラウマ(病因性外傷記憶)を非病因化して「普通の外傷記憶(生涯にわたり痛みは消えない)」にするには「他者と共有(ラポール形成・傾聴)」し自己の人生体験の一部として「受容」する以外にない。その過程(特に解離性健忘に対する記憶機能の補正)を化学的に強化するのが「中核トラウマ薬物(SSRI・SDA)強化受容療法」

 ラポール→たまに患者(超拡大・複雑性PTSDのみ)がかけてもいない催眠術にかかりひっくり返るような治療関係。日本精神神経学会がある人の中核トラウマ薬物強化受容療法の発表を2017年に「検閲排除」したのは無視していれば消えていく極く稀な症例ではなく一定の治療方法で症例報告を無制限に産み出せることに気がついたからである

 

ピエール・ジャネ記念周防大島複雑性PTSD 研究所は精神医学最後の化学・科学の砦であり「無意識=心」の精神医学(ラポール)の正統的な継承を意味する。

「わたしだけ助かっていいの?」「罪悪感」に苦しむウクライナ難民女性の複雑性PTSD