「現在、活断層がよく調査されているのは堆積物に覆われていない地域が多い。だが実際には都市圏の平野部にも『隠れ断層』が存在するはずだ。東京湾や瀬戸内海の海底にも存在するとされるが、船舶の航行が活発なこともあって調査が進まず、実態が分からない。地震への想像力を発揮して、リスクに備えることが重要だ」と強調する。