[2020.02.19] 
*クリニックは東京都港区品川駅から徒歩5分。あるクリニックのコラムです*
大人を診る精神科医はたくさんいます。子どもを診る精神科医も増えてきました。 でも、多くの児童精神科が、子どもと言えども薬物治療を行います。子どもに、覚醒剤のような薬や、統合失調症に使う抗精神病薬を使います。子どもに薬を使うことを、当クリニックでは強く危惧しています。子どもに薬を使ってはいけない、とは言いませんが安易な処方が多すぎます。当クリニックを受診されるお子さんの多くは、既に他の病院で薬を処方されています。日本を代表する大学病院の児童精神科に通っている子どもさんもたくさん居ます。日本を代表する一流病院が、子どもに安易に診断し、安易に薬を出している、これが悲しい現実です。本当に発達障害・自閉症スペクトラムだと正確に診断できたとしても、発達障害・自閉症スペクトラムが有効に改善出来る薬は、現在のところ、ありません。

 30分程度の診察で、発達障害・自閉症スペクトラムと診断し、効果がさほど期待できないのに薬を処方するなんて、信じられません。

 自閉症スペクトラムに薬が効くと信じている全ての人に聞きたいです。何を根拠に、「効果がある」と言えるのか?現在の子どもの治療が、あまりに目に余る問題が大きいので

当クリニックでは積極的に子どもの治療を受け入れるようにしています。薬を使わなくても、多動が落ち着いて、授業中座っていられるようになり、学校に行けるようになる子どもさんは、たくさん居ます。希望する中学や高校、大学に無事に合格したという知らせも頂きます。発達障害・自閉症スペクトラムの安易な診断、安易な処方は、子ども達の未来を潰しかねないのです。安易な診断 安易な処方、本気で見直して頂きたいです。志の高い若い精神科医の皆様、興味があればいくらでも治療技法を伝授します。ご連絡下さい。

 発達障害か?栄養素の不足か?

一方、私は精神科医として、何人もの子供たちを診てきました。発達障害と診断されている子供たちの中に、鉄や亜鉛等のミネラルや、コレステロール等の低い子供が少なくないことに、注目しています。発達障害と診断された子供たちに、鉄や亜鉛やEPA・DHAをサプリメントで飲ませてあげると、別人の様に落ち着いて、教室に座っていられるようになり、成績も伸びてくる子供たちがいます。

彼らは発達障害なのではなく、栄養素が不足していたのです。これには心底、驚きました。発達障害と思われていた子供たちが、栄養素で改善する、という事実に直面し、精神科医として、精神医学の概念を見直さなければならない程の衝撃を受けました。現在、日本の児童精神科では、発達障害の子どもに、薬物治療が行われています。しかし、実際には、薬物治療が有効な子どもよりも、栄養素を補充することで改善する子どもの方が、多いのではないか、と考えています。実際、当クリニックでは、子供に薬は処方していませんが、当クリニックを受診した子ども達の殆どが、栄養素の補充で、多動や癇癪が改善しています。当クリニックを訪れた子供たちだけではなく、他にも、栄養素が不足している為に発達障害と間違われている子供たちがたくさんいるのではないか?いや、いるはずではないのか?彼らの中には、栄養素を補充してやれば、他の子ども達と同じように、勉強したり、お友達と遊んだりできるようになる子が、いるはずではないのか?栄養素が不足している為に、発達障害と間違えられている子供たちを一人でも減らしたい。その思いは日に日に強くなっていきます。障害に苦しむ子供を一人でも減らし、日本の将来に役に立つ人になってもらいたい。彼らを障害者として福祉の対象にするのではなく、タックスペイヤーにするべき(エイブラム・ホッッファー)ではないのか?しかし、サプリメントを自分の子供に買ってやりたくても、経済的事情等で買えない親もいる・・・無料で子供たちにサプリメントを届けてあげることは出来ないだろうか・・・?一方、親に連れられて当クリニックを訪れた子どもたちの中に、子どもにサプリメントを買ってやらない親が、少なからず、います。ある栄養素が不足しているので、これを補うことで学校に行けるようになるかも知れないと説明すると、子ども自身は、是非サプリメントを飲みたいと希望するのですが、費用を出すことに親が難色を示し、サプリメントを子どもに買ってやらない親が少なくないのです。親が買ってやらなければ、子どもはサプリメントを飲むことが出来ません。決して経済的に困っている家庭でなくても、むしろ経済的には余裕のある家庭でも、子どもにサプリメントを買ってやらない親がいるという現実に直面し、子どもたちはきっと、心の中で「親は自分の為にお金を使ってくれないんだ」と、見捨てられた様な気持ちになるかも知れない、子どもたちの、絶望感、悲しみはどれほどか、と思うと、心が痛みました。親の経済状況に関わらず、子どもたちにサプリメントを無償で提供することの必要性を痛感し、一般社団法人育児と子どもの発達を考える会を設立しました。サプリメントは寄付金で購入し、毎月100名様まで、お一人様1種類、無償で提供しています。資金難でもあり多くの方には提供出来ません。何卒ご理解を賜りますよう、宜しくお願い致します。サプリメントすら、子供の事を考えて購入しない親の為に、何故ここまでしなきゃならんのだろうね?自分の子供の事じゃんね?と私は思うし、毒親認定でいいよね?よくこんなんで、親になろうと思えたね?と不思議。サプリメントすら子供の為に、購入すら出来ないなら、最初から子供持つべきじゃなくない?そんな費用も出せんのにww

今毒親って簡単に言う人が多いらしく、どこまでが毒親なの?とかネットでしつこく聞いてまわってる人が多いので、毒親は定義があるので興味あれば、自分で調べて下さい。自分でネットで調べれる事を、わざわざこっちが説明する必要もないし、そんな義理や義務も無いので、興味あるなら、自分で調べて?としか言いようがない。あとこんなクリニックはなかなか探してもないと思うとここに通える人が心底羨ましい。ましな精神科なんてこっちはほとんどない。遠方でも自立支援制度使えるなら、こういう病院で診てもらいたいわ。