上野のあかりイベントで知った、
新しい太陽光発電が、低コストで、簡単に貼り付けて、熱効率もいい新しい太陽光発電らしい!!

というので、興味を持ち、調べて、
わかりやすくまとめて見ました。


ペロブスカイト太陽光発電(ペロブスカイト型太陽電池とも呼ばれます)は、次世代の太陽電池として世界中で注目されている技術です。


🌈 ペロブスカイト太陽電池とは?

「ペロブスカイト(perovskite)」とは、ある結晶構造の名前で、
「カルシウムチタン酸鉛(CaTiO₃)」に似た構造を持つ物質群のことを指します。
この構造を持つ有機・無機ハイブリッド化合物を使って作る太陽電池が
ペロブスカイト太陽電池です。


⚙️ 仕組み
1. ペロブスカイト層が光を吸収
2. 光が電子と正孔(+の電荷の穴)を生み出す
3. それぞれが電極へ移動して電流が流れる

これは従来のシリコン太陽電池と似た原理ですが、
材料や製造方法がまったく違います。


🌍 メリット(強み)

項目 内容
軽くて柔らかい フィルム状にできるため、ガラス以外の素材(布、プラスチック)にも貼れる
製造コストが安い 溶液を塗るだけで作れる「印刷方式」で大量生産が可能
高い発電効率 実験室レベルではすでに 25〜26% に達し、シリコン並み
透明にもできる 建物の窓や車の屋根などに応用できる(「建材一体型」)
低温プロセスで作れる エネルギー消費が少なく、環境にもやさしい



⚠️ 課題(弱点)

項目 内容
耐久性の問題 湿気・熱・紫外線に弱く、寿命が短い(改善中)
鉛(Pb)を含む材料 有害物質問題(代替材料研究が進行中)
量産安定性 実験室では成功しても、大量生産では品質のバラつきが出やすい



🏗️ 現在の実用化動向(2025年時点)
**日本(積水化学、東芝、パナソニックなど)**が世界トップレベル。
特に積水化学は「曲げられるペロブスカイト太陽電池」を開発。
屋根・壁・車・ドローンなどへの応用を進めています。
欧州・中国も力を入れており、
すでに試験的な建物設置や量産工場の建設が始まっています。


🚀 今後の展望
2027〜2030年頃には、商業レベルでの量産化が本格化すると予測。
シリコンと組み合わせた「タンデム型(2層構造)」で効率30%超を目指す。
「軽くてどこでも貼れる発電素材」として、
スマホや車、衣服などへの応用も期待されています。


「ペロブスカイト太陽電池」が**家庭で使えるようになるか?**というのが、
今まさに実用化に向けた最前線の話題となっているようです。



🏡 家庭での導入の可能性(2025年時点)

✅ 結論(ざっくり)

まだ一般家庭では本格導入は始まっていませんが、
2030年前後には「選べる選択肢」になる見込み。


💡 現状:試験導入・実証段階

日本ではいくつかの企業が、住宅用・建材一体型ペロブスカイト太陽電池を実験的に設置しています。

🔸主な例
積水化学工業
2024年に「世界初の屋外長期実証住宅」を開始。
フィルム状のペロブスカイトを屋根や壁に貼る方式。
劣化を防ぐ封止技術で、寿命10年以上を目指しています。
パナソニック
シリコンとペロブスカイトを組み合わせた「タンデム型」を開発中。
発電効率30%を目標に、住宅向け製品化を検討。
東芝エネルギーシステムズ
軽量で薄いシート型のセルを開発。
ベランダの手すりや窓にも貼れる可能性を検証中。


🏠 家庭での導入メリット

メリット 説明
軽量で設置場所を選ばない 従来のパネルのように屋根補強が不要。ベランダ・外壁・窓にも貼れる。
デザイン性が高い 透明や着色が可能で、建物デザインと一体化できる。
小型デバイスにも使える 室内の光でも発電できるため、IoT機器や防災電源にも応用可能。
発電効率が高い 小さい面積でもしっかり発電できる。



⚠️ 現時点での課題

課題 内容
耐久性・寿命 雨・紫外線・熱に弱く、まだ「10年以上使える」とは言い切れない。
コスト 試作段階のため、量産が始まるまでは高価。
安全性 鉛を含むタイプが多く、環境対策が必要(鉛フリー化が進行中)。
認証・補助制度 現在のFIT(固定価格買取制度)はシリコン向け中心。制度整備が必要。



🔋 将来的なシナリオ(予測)

年代 状況予想
〜2026年 実証住宅・ビルなどでのテストが続く
2027〜2029年 建材メーカーやハウスメーカーが一部販売開始(高価格帯)
2030年頃 一般住宅向けに普及スタート(壁・窓・屋根などに貼れるタイプ)
2035年以降 太陽電池=「設置」ではなく「塗る・貼る」が当たり前になる時代へ



☀️ まとめ
まだ市販レベルの家庭用ペロブスカイト太陽電池は出ていません。
しかし、軽くて安く、どこにでも貼れるという特性から、
今後の住宅・アート・デザイン建築分野で急速に広がる可能性があります。
将来的には、「家の壁全体が発電する」ような家も現実になります。