剥いた柿を置いたお皿が、、、

食洗機から出すと、
茶色いシミだらけに、、、

スポンジでも落ちません!!

メラミンスポンジで、
かなり必死に擦り落としたらとれました、、

が、、、







柿をお皿にのせると、お皿に茶色いシミやヌルッとした汚れが残ることがありますが、なぜか調べました。


🍊 柿でお皿が汚れる主な原因

① タンニン(渋み成分)
柿に多く含まれるポリフェノールの一種です。
空気中の酸素や金属イオンと反応すると、酸化して茶色く変色します。
この酸化物が、お皿に**茶色いシミ(タンニン汚れ)**として残るのです。
特に白い陶器やプラスチック皿に付きやすいです。

② 果汁中の糖分
熟した柿は糖度が高く、果汁がベタつきやすい。
その糖分が乾燥すると、ヌルッ→ベタッ→固着汚れに変わります。
タンニンと混ざると、より落ちにくい茶色の膜になります。

③ 果肉のペクチン
柿のとろみ成分。乾くと薄い皮膜のように残る。
水を弾くようになり、普通の水洗いでは落ちにくくなります。


🧽 落とし方のコツ

汚れのタイプ 効果的な洗い方
茶色いシミ クエン酸 or 酢を薄めて拭く(酸でタンニンを分解)
ベタつき 食器用洗剤+ぬるま湯でつけ置き
落ちにくい膜状汚れ 重曹ペーストでやさしくこする



⚠️ ワンポイント

金属スプーンやフォークを使って柿を食べると、
タンニンが金属イオンと反応してより濃い茶色汚れになります。
→ 木製スプーンやプラスチック製のカトラリーの方が汚れにくいです。



「柿のシミを残さないお皿の素材ベスト3」

柿やソースなどによるシミを残しにくい「お皿(食器)」の素材として、機能性・メンテナンス性・美観のバランスからベスト3を調べました。


🎯 ベスト3素材

1. ガラス(特に耐熱・強化ガラス)

メリット
ガラスは“化学的に不活性”で、食品・酸などによる反応・変色が起きにくい。 
非多孔(‐porous)なので、染み込みが少なく「表面に残る」汚れを落としやすい。 
見た目に透明/白っぽく使うと、「汚れ・シミ」が視認しやすく、ケアも早めにできる。

デメリット/注意点
割れ・衝撃に弱い。家庭で頻繁に使うなら強化ガラス・耐熱ガラスを選ぶ必要あり。
ガラス表面が細かい傷を負うと、その傷に色素が入り込んで目立ちやすくなる。

おすすめ用途
毎日使いたい白や淡色のプレートで、「きれいを保ちたい」「シミを残したくない」という場合には非常に優秀な選択です。


2. 磁器/ポーセリン(高品質な陶器)

メリット
磁器(ポーセリン)は焼成温度も高く、釉薬(グレーズ)が滑らかで「非多孔」性に優れる素材が多い。 
滑らかな釉薬面は、色素(例えば柿の渋味・色)が入り込みにくく、洗いやすい。
見た目も上質で、来客用/おもてなし用としても映える。

デメリット/注意点
比較的割れやすい・縁が欠けやすいので、ハードな使用環境では少し神経を使う。
釉薬がしっかりしていない(安価・粗悪品)だと、釉薬浮きや微細なクラックが入り、そこから色素が入り込む可能性あり。

おすすめ用途
「白色」「無地」「シミを極力見せたくない」お皿を探しているなら、磁器/ポーセリンがバランス良くおすすめです。


3. ステンレス鋼(食器用ステンレス)

メリット
ステンレス鋼は錆びにくく、耐久性が高い金属素材です。 
金属なので、色素が「染み込む」というより「表面に付着」する性質で、比較的落としやすい。
割れる心配がなく、扱いが荒くても長持ちするので、普段使いや子供・日常利用向きな選択肢。

デメリット/注意点
金属なので見た目が「白い陶器」や「透明ガラス」のような“白基調”ではなく、光沢/反射が強い場合あり。色味の演出によっては違和感が出ることも。
金属なので熱の伝導・冷ましにくさなど、料理を載せたときの見え方・使い方に癖がある。
フォーク・ナイフのスクラッチ(傷)が入りやすく、その傷に色素が残る場合あり。







おすすめ用途
「毎日ガシガシ使う」「多少雑でも良い」「子どもが使う」「シミがついても気にせず洗える素材が欲しい」という場面には、ステンレスが非常に実用的です。








💡 素材選び+お手入れで「柿のシミを残さない」ためのポイント
白〜淡色の皿を選ぶ:色味が淡いほど、色素の落ち残りが目立ちます。
非多孔素材+滑らかな表面:色素は多孔・ザラついた面に入り込みやすい。先述のガラス・磁器・ステンレスはいずれもこの点で有利。
釉薬/表面仕上げの質をチェック:磁器の場合、釉薬がしっかりかかっているか、クラック・ピンホールがないか確認。
速やかな洗浄:柿やかぼちゃ、カレーなど色の強い食品を載せたら、放置せずに早めに洗うのが◎。色素は時間とともに定着します。
研磨剤・スチールたわしは避ける:表面が傷つくとそこに色素が入りやすくなります。柔らかいスポンジ+中性洗剤がおすすめ。
定期的なメンテナンス:特に金属素材は傷→凹み→色素残り、という流れになりやすいので、傷が多くなった皿は入れ替えを検討。


逆に、
柿のシミが残りやすいお皿は、


柿のようにタンニン(渋成分)やカロテンなどの強い色素を含む食品は、特に「吸い込みやすい素材」だと汚れがかなり落ちにくいです。


🥉 第3位:メラミン樹脂(プラスチック食器)

特徴
安価で軽く、学校・介護施設などでも多用される素材。
しかし、メラミンは表面に微細な傷がつきやすく、そこに色素が入り込む。
カレーやトマトソース、柿、かぼちゃなどのオレンジ〜茶系色が特に落ちにくい。

理由
→ メラミンは「半多孔性(semi-porous)」なので、時間が経つほど染み込みが進む。
→ 熱湯消毒や電子レンジ加熱で表面が劣化しやすく、より染みやすくなる。

対策
使用後すぐに洗う。
漬け置き洗いを避ける(長時間水に触れると劣化が進む)。
定期的に漂白剤でリセット。


🥈 第2位:木製・竹製食器(ナチュラル系プレートなど)

特徴
温もりがあり人気ですが、天然素材は吸水性が高く、色も香りも吸収しやすい。
柿の汁や果肉を直接のせると、表面がオレンジ色に染まりやすく、戻りにくい。

理由
→ 木は「多孔質構造(porous)」なので、液体を吸い込む。
→ 仕上げのオイルコーティングや漆塗りが薄れると、吸い込みが加速。

対策
必ずコーティング(ウレタン塗装や漆塗り)があるものを選ぶ。
生の果物・油分の多い料理を直接乗せず、ペーパーや葉などを挟む。
使用後はすぐに洗って乾燥を。


🥇 第1位:素焼き陶器(焼締め・備前焼・信楽焼など釉薬なし系)

特徴
味わいがあり、和食器としては人気ですが、釉薬(ガラス質のコーティング)がないため非常に吸収しやすい。
一度染みた柿の色素は、漂白剤でも抜けにくく、永続的に残ることが多い。

理由
→ 土そのものが多孔質で、目に見えない細孔が無数にある。
→ 柿のタンニンや糖分が吸い込まれると、時間とともに酸化・変色。

対策
使用前に「米のとぎ汁」や「おかゆ煮」で目止めをする(伝統的な方法)。
色の強い食材を盛るときは、下にクッキングシートなどを敷く。
飾り皿・観賞用として使うのがおすすめ。



🧴 落としにくいシミを減らすコツは、


使用前に水を軽く含ませる(木・陶器の場合)→吸い込み防止。
中性洗剤+酸素系漂白剤を併用→色素とタンニンに有効。
熱湯NG:高温で色素が固定されてしまうことも。


つまり、
柿を乗せたお皿は、
食洗機の熱湯で洗うと、
柿渋が、熱湯に反応して、
シミとしてお皿に固定されてしまいますので、、、

柿を置いたお皿に、
黒いシミをつけない方法としては、

使用前に、
さっと水で流し、
柿をおく、
さらに食べたあとは、

極力早く、水洗いをして
食洗機には、入れない!

ことがコツとなります。