お金を使うことへの異常なまでの、恐怖心があることに、気づいた。


なぜ、気づいたかと言うと、
今年に入ってから、ずーっと、
仕事を頑張ってした自分へのご褒美として、
ネイルサロンに行こうと思ったんです。

でも、いざ、検索してみると、私がやりたいと思えるようなデザインは、1万円越え。
セルフネイラーとしては、シンプルネイルは自分でもできてしまいます。
そう考えると、自分でもできるようなことに、
お金を出すなんて、とてもじゃないけど、できない、、、と、思ってしまうのです。

そうして迷うこと4時間!

4時間ですよ!異常ですよね。
今日いこー!って思い立って、
探し始めて、4時間!!


自分でも、なんか、こんなことで、
ここまで悩むなんて、
ホントにおかしい、、、
と、思ってしまいます。


必需品だと怖くないです。

夫と二人で行くたまの旅行、
夫と二人で食べるたまの贅沢品、
などは、躊躇ないです。


でも、自分だけのための、
ネイルサロンです。

先日まで、そもそも、服は恐らく、
10年は買ってない。
髪の毛は1000円カットだったけど、
最近は半年に1回だけ、
美容院にいけるようになりました。

5000円ほどです。
以前の私は、
1000円でも切って貰えるものを、
5000円も出してしまうことへの、
勿体ない気持ちが湧き上がってきてたんです。

まぁ、別に、
全然それで幸せでした。
特に必要ないものだと、
自分では思ってたし。

長年1000円カットだけど、
特になんの問題もなく、
変にされたこともなく、
満足してきました。

というのも、私の仕事での収入は、
微々たるもの、夫のおかげで、
生活できてます。
誰にも言えませんが、、、

つまりこういう事です。
お金稼いでないくせに、
自分のネイルサロンに1万円も、
使うなんて、自分に見合ってないし、
自分には、その資格がないと。

一方、
周りは裕福で、
かつ、自分で稼いでます。
書き出すと、気づく。

周りと比べてるんだなと。
周りと比べ、
自分には稼ぐ能力がないと思って、
惨めになってると言うか、
そんな風に思う必要なんてないのに、、
と、分かってます。

一生懸命やってきたつもりですが、
というか、日々やってるんです。
だから、堂々とすればいい。
仕事はしてるけど、
お金に繋がってないだけで、、
やってない訳じゃないんです。

需要と供給があって、
私がやる仕事の需用が少なく、
供給が多い。だから、
どれだけやっても、
まるでポイ活のように、
稼げないだけでなんです。
世の中に必要とされていない仕事、
だから、無価値、、
と考えると闇落ちするし、
違うと思いたい。
それについて、真剣に考えると、
空しくなるので、ひとまず置いときます。

今年は、仕事が増えたので、
たまにバイトに行くというパート主婦と
同じくらいは、貰えそう。
私の仕事、
タイパは、ポイ活級です(笑)
OLほど稼ぐなんて、
夢だわー(笑)

お金を稼ぐって、
なんて難しいんでしょうね。
そういうことから、
お金を自分のために使う、
ということに、
気が引けるんです。

気づけたのはとても大事な一歩ですが、
お金を使いたい衝動に駆られた時、
「異常なまでの恐怖心」が湧いてきて、
ただの倹約や節約ではなくて、
コンプレックスというか、
使う時に強い不安や罪悪感が
湧いてしまうような状態です。

調べてみたところ、
一般的に、
こういう恐怖心には
いくつかの背景が考えられるようです。


過去の体験
 大きな出費で失敗したり、金銭的に困った時期があったりすると、「使う=危険」という感覚が残ることがあります。
育った環境の影響
 家庭で「お金は怖いもの」「浪費は悪」という価値観が強かった場合、無意識に刷り込まれていることがあります。
コントロール感の欠如
 お金を使うと「減る」ことに強い不安があり、将来への安心感が持てないと、必要な支出も怖くなってしまいます。
完璧主義・自己否定感
 「どうせ無駄にしてしまうのでは」「私が買う価値はない」と考えてしまうと、使うこと自体に抵抗が出やすいです。

まずは、怖さを無理に消そうとせずに、どんなときに強く恐怖を感じるのか、書き出してみました。


生活必需品でも怖いのか? 
これは、怖くないです。


自分へのご褒美や趣味の支出が特に怖いのか?
これが主です。

「額が大きい時」だけなのか、「小さな支出」でも怖いのか?


これに基づいて分析すると、
私は、かなり裕福な家に育ちました。
今も有難いことに、お金の苦労は
してません。ただ、、
自分が家族や周りの100分の1すら
まともに稼げない、、
ということが自分のコンプレックス
なんだと思います。
上記でいうと、
お金に関するコントロール感の欠如、
が当てはまると思います。

そのせいで、
自分で自分に使うお金だと、
1万円を超えると、チビります。

まぁ、当然なのかも。
1ヶ月20万も稼げてる人にとっては、
1万円は、
20分の1です。

私もOLだった頃は、
タクシーとか普通に乗ってたし、
毎週自分へのご褒美外食もしてました。


今は、主婦として、
家事をしてるとはいえ、
やはり、どうしても、
家事は労働とは思えません。

家事は、大好きな夫のために、
と思ってやってることだし、
それが自分の幸せだからです。

料理もお菓子作りも好きで、
買い物も好き、
掃除もやると気持ちいいから好きだし、
嫌なことは、全くしてません。
節約も趣味だし(笑)
だから、家事は労働だと思えない、、、


夫は、ネイルでも何でも行ってくればいいよー
と、言いますが、

自分へのご褒美として、
贅沢するなら、自分の労働で、
稼いだものでしなければならない、
と、どこかで思って、

そう考えると、年間で自分の収入だけと思うと、
そもそも枠がほんの少しの資源となり、
本当にこの希少な1万円を、
ネイルに使ってしまっていいのか?!

と、思ってしまう。

つまり、もっと、稼いでたら、
こんなこと、思って4時間も
費やさないんだろーな、、、

今読んでる、これ。
この人は、
時間がめちゃくちゃ大事って、
言ってました。

私のようなことで4時間も悩んでしまうこと、
鼻で笑われそう、、、

この本を読んだのは、
富裕層って、どんな暮らししてるんだろー?
って、下世話な興味から。

ま、憧れなのかー?

もっとリッチになりたいのか。
なりたくないのか。

4時間も迷うくらいなら、
バイトやパートすればいーじゃん、
と、言われそうですが、
矛盾してますが、
自分で自分のやりたいことで、
稼ぎたい、という、
気持ちがあって、
どんなに低収入ても、
自分の人生の時間は限られているので、
やりたいことをして、
生きたい、と思ってしまうのです。
だから、仕方ない。と、
受け入れてます。

まぁ、
大抵の人が思ってる、

自分の好きなように生きて、
お金も程よく稼げる、

そんな生活ができたらなぁと、
思うけど、

いや、既に、夫や家族のおかげで、
お金には困ってないし、
本当に感謝しかないけど、


自分で、もう少し稼げたら、
1万円のネイルサロンにも、
行けるようになるのかなぁ、、

と、思いました。

ちなみに、
この本の著者は、
私から見たら、ストイック過ぎて、
羨ましくは、なかった。

すごいなとは思いますが、
この人のようなストイックな生き方は
したくはないし、
億稼げなくて全然いいやと思いました。
私には、
今の暮らしがいいなぁと、
思いました。

話は変わりますが、
今年に入って、
引き寄せってすごいなと思って、
実感してます。
(勧誘じゃないです。セミナーもしてないし、行ってません。)

ほぼなかった、
仕事の話も入るようになりましたし。

美容院へも行けるようになったし、
すごく嬉しかったのですが、
ネイルサロンには、、、
本当迷う。


追記ですが、

でも、結局散々迷って、
行ってきました!

なんて素晴らしいんだろう!
やっぱり、セルフネイラーを
長年やってきたけど、
プロは、違う!!

やってもらったネイルを眺めて、
なんて綺麗(プロの技術)なの?!
と、嬉しくなります。

やっぱり、自分で稼いだお金で、
超高価だけど、ネイルサロン行って、
本当に良かったです。

4時間も迷いましたが、
良かったです。
その分、気づけたこともありましたし、
気持ちを振り切って、
ネイルサロンに使えたことも、
感動レベルでした。

嬉しかったです。
また行けるように、
仕事がんばろーって、
思いました。