お金をかけない暮らし、


というので、

どんな暮らしか、

興味がわいて、読んだ本ですが、、、


正直、

自慢たらしく感じてしまって、

参考にならない(笑)


すみません。

こんな私は、歪んでるのかも。


私もフランスやドイツ、など、

ヨーロッパに旅行いってたので、

と言っても、アパートを借りて、

住む感覚で旅行してました。

そのため、

チーズの量り売り文化や、

パンの種類や、

ファーマーズマーケットなどの

市場の素晴らしさなど、

確かに日本にはないですが、

向こうで暮らすと、

本当に良いものと実感してたので、

共感しましたが、

それって、日本人にお金をかけずに暮らす、

とか、日本人向けの本で書いても、

全然参考になりません(笑)


それに、チーズ文化は、

ドイツも凄いですし、

フランスだけのものじゃない。

フランスは、とか、

ブルターニュは、とか、

書いてるけど、

ヨーロッパ全域で、

チーズ文化は、発達してました。


ただ、

日本にはないんですよね、、


すみません。なんか、

堂々と、これは、フランスならでは!

とか、書かれてると、

いや、そうでもないよ、とか、

言いたくなってきます。


この本を読んで、

こんな愚痴っぽく、

なってるのは、

羨ましいからなのか?

カチンと来てるのか?


とか、

反省する部分があります。

気分悪くなってる、

ということは、

何なんだろう、、、


いいなぁ〜と思うからなのか。


ただの一般人の私が、

批評家みたいに、

なってしまってる。


ブルターニュ地方の暮らしなので、

それを連発するのは、わかりますが、

だんだん読んでるうちに、

ブルターニュでは、

と、いちいちうるさい、と、

自慢みたいに感じてしまった。


私自身の、

自分の心持ちが、

とっても、よろしくない。


でも、

思えたんです。


フランスブルターニュで見つけたお金をかけない豊かな暮らし、


というタイトルだけど、

実際の内容は、



日本人だけど、

フランス人と結婚した私が、

今、大好きなブルターニュで

暮らす夢が実現してて、

その暮らしがいかに素晴らしく、

一般の日本人には

到底真似出来ないでしょうけど、

土地の利を活かし、

こだわりと自分の知恵と工夫と、

センスの良さで、

こんなに豊かに暮らせておりますの。



と、言う自慢の本。

に、感じた。


野菜と果物は自分の広い庭で作ったら、

タダで暮らせるよ。

高いけどマルシェで

上質なものを買ってるよ。

日本には中古だとセカンドストリート

みたいなところしかないけど、

フランスには、

高級な家具を安く買える

市場のようなものが開かれるので、

そこで食器や家具を揃えました。

日本で断捨離流行ってるけど、

フランスだと、

それって当たり前に根付いてる、

普通のことでした。


など。



ほとんどが、

フランスブルターニュでしか?

できなさそうな感じのことでした。


全く参考にならないどころか、

反感さえ覚えてしまった。


タイトルが、

フランス人と結婚した私が

フランスブルゴーニュでの暮らしを紹介、

とかなら、わかります。


タイトルの中の、

お金をかけずに豊かに暮らす、


で、手に取った本でした。



超広い、庭付きのお城みたいな

家を購入してるし、、、


もともとお金持ってたから

できたことですよね。


日本で暮らして生きたい、

東京でお金をかけずに、

豊かに暮らしたい、

と思ってる私が読んだところで、

参考にならないどころか、

怒りが込み上げてきてしまった、、、


私の器が、小さくてすみません。

ブルゴーニュで暮らす日本人の話、

と思って読めばよかった。


でも仕方ないですよね。


私は、私なりに、

今の暮らしを楽しんでいて、

工夫をしたりすることが好きで、

だから、

なんというか、小さな家に住んでる、

今の暮らしを気に入ってます。


この本では、

センス良い自分の暮らしと対比で、

一般人をやや小馬鹿にするような

ニュアンスを感じとってしまい、

(あくまで私の個人的感想であり、

作者の意図ではないと思います)


日本人の多くがルクルーゼのココット鍋

を使いこなせないのは、

残念だ的な書き方とか、

鼻に付いてしまった。


ものを大事に暮らす暮らし方、

私もよく分かります。

ただ、なんか鼻に付いてしまった。



書いたことは、

あくまで私の個人的感想であり、

ちょっと批判的になってるのは、

私が、自慢に感じてしまったためです。


素直に読み流すことができない、

自分には、何か心の闇が、、、



私は、どうしたいんだろう?


大好きな東京で、

これからも、

小さな家で住みたい。


と、思ってます。


ヨーロッパのチーズ文化、

は、憧れます。

旅してた頃は、

量り売りでチーズを

食べまくってました。


日本では、チーズが高すぎて、、、

デパートでは売ってるけど、

高級品ですよね。


向こうの市場って、

日本のファーマーズマーケットより、

格段に安い。

ドイツのマインツとか、

イチゴ1キロ5ユーロとかで買えたり、

花も野菜も、果物もとにかく日本より、

格段に安い。


ものは高いけど、

ヨーロッパ旅行して、

初めて、日本って、

食べ物がめちゃくちゃ高くて、

自給率が低い国なんだなぁ、、

と知りました。


でも、我々は、

そんな中、日本で生きていくしかない。


だから、

食べ物にお金がかかってしまうのは、

ある程度仕方ないことなんですよね。


自給率がハンパなく低い国だから。


自給できてる納豆とか豆腐は

安いですものね、、。


ヨーロッパだと、

ビオスーパーも、安いので、

ビックリしました。


でも、今だと、

ライフがビオに力入れてくれてますよね。


ファーマーズマーケットほど高くない。

日本だとファーマーズマーケット

になると高いし、、


ライフのビオが、

ヨーロッパのビオスーパーに

近くなってくれること、

祈ってます。



悪い感じの感想ばかり書いてしまいましたが、

もちろん、良いところもありました!


向こうの暮らしは、

興味深いし、

フランスで暮らす、

義母に教えてもらった、

料理のレシピとか、

作ってみたいのが載ってたり、

フランス料理が美味しいのは、

バターたっぷりなせいだとか、

すごく納得できることや、

お庭で採れたフルーツで

季節を味わう感じも素敵だし、

気難しい外食の話、

外食すると、

前菜から食べないとダメなルールとか、

たくさん勉強になったり、

文化の違いを感じるような内容で、

やっぱりフランス人っぽいなとか、

逆に、朝はほとんど食べないとか、

意外だなとか、

思ったりしました。


人の暮らしをのぞけるって、

面白いです。

フランスブルターニュ地方の暮らしを

知りたい方や、

興味が湧いた方はどうぞ。





取り留めもない〆になりました。