ネタバレですので、

ご注意ください。



感想としては、

1巻より面白かったです。

1巻は、少女漫画感が全面に出てた

感じがしました。


2巻は、

そこまで感じなくて、

読みやすかったです。


レーエンデの自由のために、

戦う物語でした。


中世ヨーロッパを、

ファンタジーで辿ってる感じがした。

ローマ法王的な。

架空ですが、あの辺りの時代と似てます。


最初に書いてた下り、

ルーチェがなぜ、

残虐王と呼ばれたのかが、

気になって、、、



なんと、ラスト1ページに書いてあっただけ、

という、、、



結局は、

テッサが殺されてしまったこと、

どうにもならなかったことへの、

復讐?!

 

何があったの?!と、

そうなった経緯が、

そこに出てくるのかと思ったけど、

最後まで結局、出てこない、、、

特に、その心情。


書かれてるルーチェは、

最後まで、

そんなことしない人っぽく書かれてたけど、


テッサの志を、

少しは受け継げばよかったのにね。


というか、

法王になって、

帝国を滅ぼせばよかったんじゃない?


とか、思う。


だって、兄がいないし、

もう、法皇なんだから、

やりたい放題なのに。


なんか、仲間でも呼び寄せたり、

無理でも、

帝国自体が滅びるように、

仕向けることなんて、

余裕で出来なくない?


いけにえやってるくらいなら、


身の回りの権力者を全員、

暗殺しまくればよかったのに。


兄を暗殺してるよね?

イシグロも暗殺したんだよね、たぶん。



じゃあ、

それ以外も全部、

やればよかったんじゃない?


周りがそうさせなくても、

法皇になった権力で、

何でもできたのでは?


せめて、信頼できる味方と、

密会したりすればいいのに。


立場上無理って?


よくわからん。


法皇になって、

もっと権力でうまく狙い通りのこと

すればいいのでは?



ただの自暴自棄になるより、

テッサの目指してたことを、

やればいいのに。


なんか、最初に気がかりなこと書いておいて、

ま、想像に任せるわーと、

ぽんって最後は放り出された気分。


変化してく心情は、

書かれてなかった。


テッサとの最後のやりとりの後、

もー人生どーでもよくなったし、的な、

そこまでの心情変化は、

書いてなかったように思えた。


ルーチェは、

頭いいんだし、

うまくやれなかったんだろーか。

疑問が多すぎる。


最後に、

ざまぁみろ。って、

テッサが救ってくれたのに、

民衆は、馬鹿だと、

ディスってた。


あれ、そのまま、復讐に繋がってるってことか?


愛するテッサを、失って、

お前ら民衆が馬鹿だからだろー!

復讐してやるーって、感じ?

うーん。

単純すぎないかなー、、、


だとすると、

結局、少女漫画なのか?!    


と、思わず思ってしまった。


でも、面白かったです。

3巻も、読みたいです。