ホワイトプリンセス エリザベス オブヨーク


の、ネタバレ感想です。


ひと言で言うと、

うちの子を、王様にしたい!!


という、おばーちゃん同士の熾烈な闘い、

みたいな(笑)


うちの子を!!!


って、言う野心。

怖っ!!



私自身は、

ただ、背景というか、

お城が好きというか、

中世ヨーロッパ的な世界観、

好きなんです。


物語は、正直、

え?!


という感じでしたが、


世界観が好きなので、

最後まで見ていました。


とっても分かりやすいドラマです。

韓国ドラマくらいわかりやすい感じ。


ただ、疑問があって、

こういうドラマにしては、

設定がゆるゆるというか、


普通、

戦争で、王様を倒したら、

親族もろとも、

抹消されるとかなんじゃないの??


生かしとくんだ?


と、出だしから、



という展開。



だって、よく、

歴史ものだと、

兄弟とかでも平気で、

やりあってるので、

生かしとくという展開に、

疑問を覚えました。


日本とかだと、

昔とかだと、

親族全員、やられますよね?


最後まで、

小さい子供を、

あやめたというところに、

スポットが当たってて、

その時代って、

そういう今風な感じだったのか?


と、疑問でした。


そんなこと気にせず、

さっさと、抹消するのが

中世ヨーロッパかな?と。


倫理観が、

現代風になってて、

逆にびっくりしました。


あと、

変なとこですが、

めちゃくちゃおっぱいを、

強調してる服ばかりで、

気になりました(笑)


あんなに、盛り上げるの?!

やりすぎでは?!


胸元がキツキツすぎでしょ(笑)

やりすぎ感があって、

ちょいちょい気になりました。


それにしても、


エリザベス、

すごいわー。

最初は、気が強すぎて

やばいなと思ってましたが、

強くて、愛情深くて、

賢い人で、

好感持てました。

夫を裏切らないのも、素敵。



エリザベスの

オカン、強烈(笑)


エリザベスとヘンリーの親の、

野心やばいですよね、、


ヘンリーのオカンの方が、

悪いやつみたいになってるけど、

1番性悪は、

エリザベスのオカンでしょ(笑)


野心やばい。



ある意味、今の世の中で、

あんなにも、野心をもってる人って、

いる?!


というくらいの、

凄まじい野心です。


野心の塊。


野心の鬼。


やっぱ王族って、

ああいう根性や野心がないと、

なれないもんなんでしょうかね。



ヘンリーのオカンは、

後ろめたさもあったみたいでしたが、

エリザベスのオカンは、

反省とか後ろめたさとかなく、

とにかく、うちの子を、

王様に!!


と、呪ったりするくらい、

凄かった。

むき出しの敵意や、野心。

本当に、

執着してる人間の恐ろしさを、

見た感じでした。


エリザベスのオカンも、

そのまたオカンも、

自分の立場を脇まえれば?

と、思った。

負けたんだし、、、


エリザベスのオカンのオカンは、

最初は感じ悪かったけど、

まごへの愛情がチラ見えしたり、

戦争させて死なせたくない、

みたいな所とか、

人間らしさももってる人なんだと

思いましたが、


エリザベスの叔母さんとか、

平気で子供をダシに使って、

戦わせるとか、

血も涙もない感じですよね。


自分の子供?姪?が

勝手に馬から落ちて、

命を失ったからと言って、

小さな子供を、

身代わりにさせるとか、

冷酷。


それこそ、

ヘンリーのオカンと同じことしてますよね。



って感じで、

登場人物が、

自分の野心のために、

人を駒みたいに使うことに、 

全体的に引きました。


だからこそ、



お互いの立場を理解して、

愛し合ってく2人と、

賢いエリザベスと、

ヘンリーは、まともで美しく見えた。


それを引き立たせるために、

そんな非情な人々を、

登場させたのかな?


それにしても、

なによりこの映画、

気に入ったのは、舞台の素晴らしさ!!


お城って、好きなんですよね〜

見てるだけでワクワクします。


ノイシュバンシュタイン城とか、

見たけど、実際に、

使われたらこんな感じなのかな〜とか。


実際のお城を見学するより、

映画の方が、リアルな感じで好きです。