アマプラで偶然に見た映画です。
聖お兄さんが面白くて!
あれ見たあとに、
続きを見たくて
自動再生で見たら、
これでした。
背中から入る感じとか、
絵が良さそうで、
面白そうだなーと見てましたが、
冷めた感じの、
上から目線のガキ、藤本が、
なんとなーく、
イヤミな感じ。
と、感じてる自分自身も、
上から目線だと思いますが。
狙ってるんだろうと思って、
見てました。
劣等感が、
がんばりに繋がるのは、
確かですよね。
負けたくない、
という想いが、人を成長させるのかも。
京本が、嫌な奴じゃなくて、
むしろ、自分に憧れを持ってたと、
知った時の、
藤本のよろこびっぷり、
可愛いなぁと思いました。
小学生だもの。
あーゆー感じなのかも。
藤本は、連載するほどの年齢になって、
大人になってくと、
やな奴ではなくなった感じに見えました。
競走とか、比較されたり、
評価されたり、
そういうことをされる度に、
劣等感がでてきて、
嫉妬してしまったり、
そういう感情に上手く付き合って
いくことって、
競走の場所から、
降りることじゃないかと、
私は思ってしまってます。
藤本は、
嫌な奴かもしれないけど、
自分より上手な京本と、
一緒に切磋琢磨する道を
選んでること自体、
すごいな。
と、尊敬した。
がんばれる子なんだ!と。
普通は、
同担拒否してしまいがち
じゃないですか?
藤本と京本の場合は、
背景と、ストーリーだから、
まぁ、多少分野が違うこともあり、
協力できたのかな。
プライドが高い藤本と、
一緒にやってけるのは、
藤本に憧れを持つ気弱な京本くらいの気がする。
二人の関係も、
藤本が上で京本は下みたいな、
そんな感じもしたけど、
それでも、
無邪気に仲良くしてるとことか、
いーなーって見てました。
京本が居なくなってしまったのは、
辛すぎでしょ、、、
過去を理想的に空想でやり直したのが、
ルックバック?!
と、思いましたが、
違うのかな、、
後ろ姿だからルックバック?
よく分かりませんでしたが、
振り返りをして、
また、次に進んでくってことなんでしょうか。
私としては、
ハッピーエンドを求める体質なので、
なんとも言えない映画でした。
でも、始まり方といい、
リアルな絵のタッチといい、
なんとなーく、
あと味は、良くないんだろうなと、
想像できました。
心に傷系の映画って、
しんどい。
大切な人を亡くしたことがあるので、
できたら映画では、
見たくないなぁと、
思ってしまう。
私も昔は、
そうじゃなかった。
昔は、難解な映画や、
考えさせられる映画ほど、
価値があり、
安易なハッピーエンドに、
嫌気が差した時期がありました。
現実にはそんなわけないじゃん!
みたいな展開にシラケてしまう感じ。
バッドエンドだと、
妙に現実感があって、
納得する感じがありました。
でも、
大切な人を失う、という
自分としては、
壮絶に辛い経験をしてから、
せめて、映画だけは、
どんなにこじつけでもいーから、
ハッピーエンドで、
終わって欲しい。
と、思うようになったんですよね。
ほっこり、暖かな気持ちでみたいかなぁ、、
この映画も、
藤本は京本の美大卒業後、
2人で歩んで欲しかったな、、、
何も無かったら、
きっとそーなってただろーな。