本の感想になります。
ファンの方には、申し訳ないのですが、、
私の個人的な、率直な感想です。
ご気分を害される内容かもしれないので、
ご注意ください。
「雑記帳」 永江朗さん
最初は、好きなものについて書かれてあり、
いいなと思ったのですが、
なんか、だんだんと読んでるうちに、
不快に思えてきました。
雑学的なことや、
オススメ的なことは、
面白かったです。
愛用品の紹介などは、
とっても良かったですが、
途中からなんだか、
雲行きが怪しくなってきて、、
そんなこと、書かなくていいんじゃない?
と思うようなことまで、
書かれていて、、
どことなく、上から目線で、批判的に
私は感じました。
例えば、
もらって困る夫婦茶碗
について書かれていて、
最初は、
まぁ、苦笑い。
あるあるだなと思ったのですが、
この章、
長い長い。
悪口につきあわされてる感覚、、、
もらって不快なもの、ワースト3とか、
読んでいると、だんだんと不快に。
趣味に合わないものは、
生活圏に持ち込みたくない。
と、断言されていて、
人からのプレゼントのこと、
心の中で、
そんなふうに思ってるんだな、、この人、
と、思いました。
いらないものを、
貰った時の、
残念に思う気持ちは、わかるんです。
でも、
こういうものは、
貰って嬉しくないから!
と、何度も繰り返されてて、
誰に対して言ってるの?と、思った。
要らないものくれるやつ、
頭悪くね?
とまでは、もちろん書いてませんが、
そんなことまで感じさせるような、
貰ったこっちの気持ちを推し量れ!
(書いてません)
と、言わんばかりのしつこさ。
因みに、
もらって、嬉しくないもの、
食器類、本、カレンダー、置物、
らしいですよ。
本をくれるくらいなら、
せめて図書カードにしてほしい、と
これは、
本に書いてありました。
さらっと書いてるくらいなら、
私も流せたのですが、
書き方が
しつこくねちっこい。
いらないものばかり、
貰ってきたみたいで、
ご愁傷さま。(笑)
私は、
ものを貰った時の、
相手の気持ちをいつも考えるので、
有難いとしか思ったことなかったので、
正直びっくりした。
食べないものをいただいたら、
誰もが残念に思いますが、
相手は良かれと思ってくれたわけだし、
別にそれはそれで、
気持ちだけありがたく、
頂いておけばいいのでは?
と、私は思ってしまいました。
こんな本くれるなら、
図書カードくれよ、
って心の中で思ってる人とか、
まじで、嫌な人だなと思いました。
私なら、そんな貰った相手への愚痴を
出版する本にまで書くような、
本で堂々とディスる様なことはしません。
もらったことだけで、
嬉しくないですか?
こんなこと、
エッセイのネタにしなくても、、
と、思いました。
誘われてうんざりするのが、
立食パーティだそうで、
特に食事。
だそうです。
そんなこと書かなくったって、
誰もが内心思ってるけど、
だったら、
行かなかったらいーじゃん。って思う。
あきれてきた。
スタバで本を読むらしいけど、
きっちり、見下した文章が書かれてあった。
彼らがいうほどコーヒーが美味いとは思わないが、ほかのチェーン店よりまし、
と、書かれてありました。
うわーこの上から目線何様?!
偉そうな人だな。
嫌な人だな。
と、思って不快になりました。
評論家なのでしょうか?
全体的に、上から目線。
最初にディスっておいて、
まぁ、ましだから使ってます。
とか、、。
書かれた方は、
全然嬉しくないですよね、、。
こーゆーふうに、ものを考えることは、
したくないなぁと、
思いました。
他と比べて、ましだという理由で、
自分の時間を使いたくないし、
心から素晴らしいと思うことをしたいし、
そんな場所で過ごしたい。
私は、感謝する生き方をしよう。
と、思えたのが、
この本を読んで思った、いいことです。
全体的に、
得意げになって、
書いてる感じが、
不快になってきてしまって、
あー。わりと普段はエッセイって
すきだけど、
なんか、この人の本は二度とリピしないな、、
と、思いました。
もちろん、
いい面もありました。
食事する時の提案で、
テーブルクロスを料理ごとに変えたり、
食べることを楽しもうという、
提案がいくつかありました。
良かったと思います。
愚痴ばかりかいて、
世間や一般人を見下すのではなくて、
想像力を持っている人なのだから、
こうなればもっと楽しくなる、
もっと良くなる、という、
提案ばかりの、本にすればいいのになぁ。
電車で態度が悪い人がいると、
本で愚痴るより、
友達に愚痴ればいいのに、、
人が読んだ時に、
自分もやってみよう!
とか、思えるような内容だと、
もっといいのにーと思いました。
私も、気をつけよう。
というか、
不快な感想を書いている以上、
私も同類かも。
ここで、私が書いてることそのものが、
まぁ、ネガティブですよね。
この著作と同じことしてる、、
でも、書かずにはいられなかった、、、
反省します。
著者は、
物事のことをよく知っていて、
専門家から学ぶこともいっぱいあり、
博学な方だとお見受けしました。
探究心があって、
勉強になるなぁということも、
ありました。
私が、勉強になったのは、
私も思っていることを、
あまりに得意になって、
語りすぎていないか、
愚痴のようになりすぎて、
批判になってないか、
誰かを、
不快にさせているかもしれない、、
と、思いました。
上から目線の人に、
過剰に反応しすぎているのかもしれない。
とも思いました。
そーなんだなーと、
スルーすればいいのに。
ほんと、人の振り見て我が振り直せ、ですね。
自分に言い聞かせよう。
うちの夫は、
どんな人にも寛容なんです。
本当に見習いたいと、
いつも思います。
何事も、悪く受け取る人っていますよね。
相手に悪気がないのに、
目くじら立てるというか、、、
私も、そうなってないか、
反省するきっかけになりました。
著者は、愚痴や批判ばかりを、
書いたつもりは、なかったのかも。
それを読んだ私が、
不快になっているだけで。
夫と違って私は、
上から目線の人や、偉そうな人を見ると、
つい、イラッとしたり、
ムカついてしまうんです。
自分には関係ないし、
スルーすればいいのに。
それに、
上から目線だな、
と感じること自体、
何か逆に、過剰に反応しすぎだったり、
しているのかもしれない。
流せばいいのに。
マナーがなってないと、
怒り散らす、老害みたいに、
自分自身が
なってるのかも、、、
あぁ、、寛容になりたい。
夫みたいに、
おおらかに受け取って、
ムカついたりしない、
心の広い人になりたい。
と、思いました。