私は、あがり症でした。

今は克服したので、

昔の私みたいな人がいたら、

参考になればと思い、

私の経験を書きたいと思います。



あがり症を発症したのは、中学生の頃で、

克服したのは、25歳くらいです。

長かった、、、。


10年ほど。


学生の頃は、

ずっとそういう場面を避けてたので、

やり方を知ってから2ヶ月ほど試し、

そこから徐々に楽になり、

気づいたら自然と克服してました。


きっかけは、

中学の先生がめちゃくちゃ怖い先生で、

読み間違えとかを、

許さないほどの先生でした。


本読みを当てられたのですが、

読み間違えが怖くて、

喉が詰まったようになってしまって、

突然読もうとしても、声がうまくでなくて、

無理に読もうとして、

声が震えて、しまったのです。


つまり、

その先生への恐怖から始まりました。


それ以来、

みんなの前でそんな震えた声で

本読みするのも、

恥ずかしくなりました。

本気で辛かったです。


読もうとすると、

声が震えるんです。


本読みとか、

みんなの前で、何かを発表するのも、

極度な緊張から、

できませんでした。


職員室へ相談に行き、

トラウマで読めないことを、

話すと、

配慮してもらえて、

当てられなくなりました。


なので、学生さんで、

どうしてもあがり症で無理な場合は、

教員に相談すると、

私みたいに、

免除してもらえることもあるので、

本気で悩んでる人は、

おすすめです。


中学、高校時代は、

それを避けながら、

なんとか学生生活をやり切りました。


大学では、

また、ゼロからやり直しです。

あがり症なことを、

人に説明するのも、

とても苦痛でしたが、

突然声が震えながら発表したら、

あの子変な子、、

と、思われるので、

あがり症であることを、

多少周りには説明しながら、

生きてました。


頭ではわかってるけど、

治らなかったので、

もう、人前に出るのが嫌で嫌で、

仕方なかったです。


高校とか中学と違って、

本読みはなかったですが、


論文発表とか。

ありました。


そういうので、どうしても、

人前で話さないといけないことも、

まれにありました。


嫌でもやるしかないので、

めちゃくちゃ苦痛でした。

顔は真っ赤、

震えながら読んでましたよ。

周りもハラハラしてたと思います。

めちゃくちゃ嫌だし、

恥ずかしかった。


で、

もっと大変だったのが、

就職してから。


プレゼンです。


読まないといけないんですよ。


本当、嫌すぎて、

ストレスめちゃくちゃMAXでした。


苦手すぎるけど、

これなしでは生きられない、と、

理解しました。


プレゼンをやらないと、

生きてけないんです。

お金を稼いだりして、

生きてくことができなくなる。


そう思って、追い込まれた私は、

いろんなセミナーに行きました。

はっきり言って、

これ読んでるみなさんは、

セミナーとか、

行く必要ないです。


もちろん、私もセミナーなんてやってません。


私が、

あがり症を克服できたのは、

考え方を変えたからです。

克服セミナーではなくて、

たまたま出会った人が、

プレゼン上手な人だったんです。

その人の話を聞いたのがきっかけです。


お金をかけて色々学んだけど、

そーゆーことではなく、

根本的なところで、

自分はやり方が違ってたんだと

わかりました。


それまでプレゼンとかが、得意な人って、

生まれながら、

そういうのが得意な人だけだと、

思ってたんです。


でも、違った。


もちろんそういう人もいるのは確かです。

でも、

そうでない人も想像以上にいるんです。



本当にプレゼンが

めちゃくちゃ上手な人って、

もう、

想像を絶するほどの、

練習をしてるんです。


1時間話す内容を、

丸暗記できるほど、

何回も、一人で部屋で練習するんです。


たった1時間話すだけで、

一ヶ月ほども、

練習するんですよ。


そんなこと、

やってる人がいるなんて、

知りませんでした。


話す内容を準備したら、

得意な人は、

すらすらと、

勝手に言葉が出てくるんだと、

思ってたんです。

 でも、そうじゃない人も大勢いるんです。


舐めてました。

自分が人前で話す、

練習なんて、したことがなかったんです。

逃げてばかりでした。


以来、

話す内容は、

何度も部屋で一人で、

本番と同じような感じで、

練習しました。


何もみずに、

暗記できるほど。


自己紹介とか、

そのレベルのこと、

5分とかそういうのですが、

徹底的に暗記しました。

そして、たったこれだけのことに、

こんなに練習して、

臨んでる、

ということに、初めて自信が

持てたんです。


自己紹介くらいのことで、

こんなにも練習して臨む人は、

いないだろうと、

思います。


でも、あがり症の私は、

5分や1分といった、

自己紹介ほどの短いものであっても、

恐怖なんです。


なので、

本当にそういう小さなことから、

もう、暗記するほどに、

練習することにしたんです。


何度も何度も。

家でたった一人で。

大きな声で。


すると、自信がついてきたんです。

恥ずかしいけど、

録音するんです。

暗記した内容を話して、

それを録音する。

それを聞く。

めちゃくちゃ恥ずかしいですが、

客観的になれます。


自分で聞いて、

安心できるようになるまで、

何度も録音するんです。


プレゼンでもそう。

とにかく、セリフみたいに覚えて、

完璧に暗記する。

録音して何度も聞いては、

もっと上手にするには、

どうするか考えて、やってみる。


プレゼンを、

めちゃくちゃ得意だと思っていた人が、

やってたんですよ。

そんな努力を!


私なんて、逃げてばかりで、

練習すらしたことがなかった。


恥ずかしくなりました。

自分は努力もせず、逃げてばかり。

嫌だ嫌だと思うばかり、

できなくて当然だったんです。


普通にあがり症ではない人だって、

そこまで練習してるんだから、

私はその2倍がんばろう!って思えました。


そして、何度も暗記するほど

練習したら、

本番でも、すらすら話せたんです。

そりゃーあがってましたよ。


だけど、自信になりました。

あとは、積み重ね。


何度も練習して、

本番を迎えるということを、

だいぶ、積み重ねたころ、


ある時、

伝えたい!って、思いながら、

話すと、緊張しなくなりました。


これまで、私は、

緊張したり、声が震えずに、

話すことだけに気を取られてました。

上手く話そう!

が、1番。


でも、伝えたい。

が、1番になったんです。


プレゼンをやるってことは、

その内容を、

相手に伝えたいわけで、

今目の前にいる人たちに、

伝えることが、

1番の目的です。


これまでは、

人前でちゃんと話さなきゃ!

ということに、

フォーカスしてました。

まともに見えるように、

話すことが目的だったんです。


でも、

テープ録画で練習しまくり、

暗記して、

少しだけ話せるようになってきた頃、

ふと、気づいたんです。


伝えたい。と。


本来の目的が、

あがり症のせいで、

見えなくなってました。


プレゼンは、

目の前の人たちに、

わかりやすく伝えることが目標。


それを目標にしてから、

初めて、

緊張しなくなりました。


そんなこと、

昔の自分に言っても、

わかってるけど、できないから、困ってるんだよ!って言われるかもしれません。


だったら、

まずは、練習あるのみです。

どんなにあがっても、

すらすら話せるように、

丸暗記して、

録画して何度も聴き直して、

自分で客観的に聴いても、

おかしくないってほどに、

話せるようになるまで、

練習してください。


部屋で1人で、

大勢に向かって話してるみたいに、

やるんです。

客観的に、話してる姿も

恥ずかしいけど録画してください。

その姿を厳しくチェックして、

変な感じじゃなくなるまで、

練習してください。


とにかく、我々あがり症体質の人は、

あの、人前にたった、状況そのものが

苦手なんです。


だからこそ、

普通の人の何倍も練習して、

暗記すること、

それを、声に出して、

読み上げること、

それを録音して、

恥ずかしいけど自分で聞いて、

自信がつくまで何度も練習すること、

お勧めします。


普通に平気な人だって、

1時間のプレゼンを、

一ヶ月もかけて準備するんですから!


我々あがり症は、

それ以上に練習しないと!


という気持ちでわたしは、

練習しました。


苦手なことを克服するって、

ものすごい大変で、

時間がかかりましたが、

できた時の

爽快感は忘れられません。


まぁ、今でもプレゼンなんて、

したくないですが、

必要な時は、

ちゃんとやれる、

という自信は持てるようになりました。



セミナーとかに行く必要はないと、

私は思います。


あがり症克服セミナーとかに、

行かなくても、

ちゃんと練習したら、

できるようになります。


無駄にお金使わなくても、

まずは、

ここに書いたことを、

やってみてほしいなぁと、

思います。

練習するのは無料です。

私は色々やってみたけど、

無駄なこともいっぱいありました。

病院とか、

カウンセリングとか行ったりする前に、

無料でできることがあります。


それを伝えたくて、書きました。

自分のこと、病気かもって、

思ってたけど、

病気じゃなかった。

人には色々な個性があって、

感受性が強いところや、

人からどう見られてるか、

意識しすぎてしまうところがあって、

まぁ、私の場合は自意識過剰なんですけど、

それも、個性なんだなぁと、

今は思ってます。

人の気持ちも理解できるし、

共感もできるし、

感受性が豊かだからこそ、

得られる喜びもあるんです。

だから、


病気とか思わなくていいんだよって、

昔の自分に伝えたい。

辛かったよねーって。

すごくわかります。

あがり症じゃなかったら、

どんなにいいかと、

夢見てた頃があります。


私の青春時代はあがり症と共に

過ごしてしまったけど、

そんな思いをして欲しくないです。

本当に辛かったんです。

だからこそ、


私みたいに、

あがり症を克服できる人が、

少しでもこの世の中から、 

増えること、祈ってます。


心から、応援してます!




緊張しないコツ

 

 

 

 

 

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