ネタバレですので、

ご注意ください。




君を愛したひとりの僕へ


まったく予備知識なしで、

たまたま上に上がってきて、見たのがこれ。


恋愛ドラマです。

純愛な感じでした。


最後まで見ましたが、

わりと、苦手なジャンルでした。


小さい頃からの幼なじみ、

はぐくんだ純愛、

その片割れを、

なくして、、

というくだりが、

私にとっては、

共感しにくかった。


それは、しおりが事故るため。


私の個人的感想ですが、

映画で、悲しみを作るのに、

しを使うこと、

あまり好きじゃないためです。


数々のあるある設定すぎて、

あざとく見えてしまうためです。


でも、

気になったのが、

一緒に研究してる、

かずね、の存在です。


最後まで、こよみを、

支え続けた。



こよみ、

おまえ、空気読めよ。

って思った。


しおりを、救いたい気持ちで、

周りの協力者のこと、

まったく省みず、

自己中極まりない感じです。


小さい頃からの、

恋心というか、

それを通り越した執着心を、

最後に達成した、という。

まぁ、本人は執着が叶って、

良かったのかもしれないし、


ひたむきに描かれてるけど、、

うわー、、、なんか、

私からしたら、

執着が引き立つ作品でした。


もう、いいかな、、って思いましたが、

ふと気になってみた、


僕が愛したすべての君へ


の方。


これ、良かった。


こちらは、ものすごく共感でした。


というか、

君を愛したひとりの僕へ、

の方の、

かずねさん、

切なすぎる。


こちらを見て、

やっぱりなぁ、、、。

かずねさんは、

こよみのこと、

愛する世界があったのねーって、

本当に良かった。


どの世界でも、

かずねさんだけは、

こよみのことを、

愛してたんだなって。

しかも、本当に純粋に愛してるんですよ。


こよみのこと、

めちゃくちゃ支えてるかずねなのに、

かずねのことなんて、

全然考えずに、

ただただ、自分の執着を叶える

ために生きてる男を、

支え続ける。

めちゃくちゃ切ないじゃないですか!!


かずねさん、

めちゃくちゃ愛じゃないですか!!!


まぁ、でも、かずねさん、


僕が愛したすべての君へ

にて、

かずねさんの

性格が強烈に見えるので、

こよみと、しおりのような、

好き好きの少女漫画風純愛とは、

全然違う、

風変わりなカップルで、

それはそれで面白かったです。


こよみの告白を振りまくる、

かずねさん(笑)

面白かった。


かずねさんと、

結ばれてる並行世界があって、

本当に良かったね。


と、思いました。


なので、

こちらを見た後は、

ふわっと幸せな気持ちになりました。


個人的には、

こちらの方が好きかな。


僕が愛したすべての君へ

の方の

かずねさんの、最後の行動。

本当にすごいよ。


自分の愛した人が、

別の世界で、別の人を愛してて、

それを応援してあげるなんて、

できないよ。

本当に

愛してるんだなぁと、

思って、ただただ、感動した。


かずねさんの愛に、感動。

かずねさんと、結ばれた方のこよみも、

なんか良かった。


君を愛したひとりの僕は、

あまり好かんけど、


僕が愛したすべての君へ

は、なんか、じーんとしました。