取り留めも無い感想です。


面白かった!


でも、


疑問も多い。


主人公が、

空気を読めない西宮さんのこと、

イライラするのは、

まぁ、理解はできる部分もあるけど、

やっぱり行き過ぎてて、、

怖い。


私自身は、

いじめられないように、

へらへらしてきた側なので、

波風立てず、嫌われないように

神経をすり減らしてきたタイプなので、


なので、

そういう人の気持ちは分かるけど、


いじめの主犯格の気持ちが

なかなか理解できない、、


そりゃ、そんなことは、

山ほどあるんだとは思います。


無邪気、というやつです。


ただ、主人公、

やりすぎかと、、、。


人の気持ちを推し量ることが

多少なりともできる素質がある人なら、


そこまで、人をいじめる人が、

石田のように、

変貌できるのか?


いじめてる人は、

大抵、

軽い気持ちだったりして、

自分を悪い人だとは、

思ってない気がする。

植野さんのように。


なのに、

加害者のリーダーみたいな人である主人公が、

自分のした行為を、

そこまで反省できるのかな?


というところに、

疑問が残りました。


その前に、普通に

ひどいことしてるって、

気づくでしょ?!


植野さんみたいに、

西宮さんを一生嫌い続けるみたいな、

そんな人になりそうというか、

あんなにも、

人の傷ついた気持ちを読める人なら、

そもそも、

あんな酷いことなんて、出来なくない?


のちに、自分が無視されたから、

気づいた、みたいな感じになってるけど、

無視されたことで、

孤独感を味わって、

西宮さんへの酷い行為を反省した、

というのは、繋がるのかな、、、

あんなに酷いことを、

できる人が、

それを反省することなんて、

できるのか?

と、疑問を持ってしまった。


人間の本来持ってる気質みたいなものって、

変わることができるのかな?

と、自分自身は疑ってしまってます。


小学生とはいえ、

知りたいから、虐めてたとかにしては、

度を超えてるし、、、

残酷なことをしてしまえる部分を、

理解できないかな、、。


私は人を、そこまで変われると、

信用してないのかもしれない。


それはさておき、

この映画は、


自己肯定感、

人を理解しようとしてるかどうか、

人は理解し合えるのか、

とか、


そういうのが、

テーマになってる感じがしました。


取り返しのいかないことを、

してしまった後悔に苛まれる気持ちに、

めちゃくちゃ泣けたけど、

同時に、違和感も持ってしまった映画でした。


ひとりひとりが、

理解しやすい感じに描かれてて、

共感しやすかってたです。


こういう人、いるいるーって、

なりました。


理解し合うって、

難しいですよね。


ヒロイン体質の人、

いますよね。

ちょっとウザイと思う気持ちはわかります。


植野さんは西宮さんの

お世話してるのに、

西宮さんは歩み寄らない、

こちらは助けてるけど、

歩み寄ってこない感じ、

空気の読めない件など、

ムカつく気持ちはわかる。



でも、嫌いなら

放っておけばいい、と思う。


まぁ、小学校の時は、仕方ない。

でも、中学生にまでなって、、、。


でも、世の中には、

植野さんみたいな人、

いますよねー。

恐いし、関わりたくない。

大人になるにつれ、

人が離れていきますよね。


疑問や違和感は、多少はあるものの、

夢中で見てしまったし、

泣けたし、

素晴らしい映画でした。


私にとっては、

特に、猛烈に嫌な人とかは、

いなかったし、

強調されてるものの、

それぞれにありそうな感じがした。


マウントとる人、苦手なので、

植野さんは苦手ですが、

ああいう人と仲良くなれる、

佐原さんのような人、

すごいなと思います。



人の気持ちって、

なかなか、

理解できないんですよね。

性格が違うと、

推し量れない。


お前嫌い、

と言える人、

自分が正しい、

と言える人、

もいるし、


自己肯定感が高い人に、

嫌悪感を抱く人、

その逆の人もいるし、


問題があると、

自分のせい、

自分が悪い、

となる人もいる。


この映画を見てて、

誰に嫌悪感を抱くかで、

自分自身のタイプも

見えてくるのかもしれない。


自己肯定感、

日本人って、

どーなんでしょうか。


高い人と、低い人、

どっちが多いのかな。


と調べたら、

日本人は、低いらしい。


ほんとに??


日本では自己肯定感は、

高い人は、

嫌われそうだし、

低いふりをしてる人が

多いんじゃないのかな?

と、予測してみた。


謙遜する文化だし。


集団で生きていくには、

嫌われてはいけない。

自己主張したり、

目立つといじめられたり、

嫌な目に遭ったりして、

学んでいく。

できるだけ自分の意思を表現せず、

みんなに合わせると、

うまくやっていけるんだって。


そうすると、

何が好きで何が嫌いかが

分からなくなってくるんですよね。


自己肯定感が低い人の方が、

応援される感じになるし、、。


でも、

本当は、自己肯定感が高い方が、

生きやすい。


この映画でも、

西宮さんは自己肯定感が低い人、

そして彼女を応援したくならない人は、

少ない気がする。


日本人に、自己肯定感の

低い人は受ける気がする。


自己肯定感の低い人主人公を助けたり、

自己肯定感の低い人主人公が助けられたり、

そういう映画って多いですよね。


つまり、

自己肯定感の低い人を見ると、

つい応援したくなる。


私もそうですけど、

自己肯定感の低い人を見ると、

応援したくなる。



なんでだろ。