テレビドラマ ファーゴシーズン1についてです。
以下、ネタバレ注意です。
読み進めはご注意ください。
全体的に不気味な映画だけど、
えー!これ、実話なの?!
と、気になって最後まで見てしまいました(笑)
実話じゃなかったという、、、
なーんだ。という感じでした、、
でも、
よく出来たドラマだったなぁ。
ただ、精神的に気持ち悪い描写が
何度も出てきて、
あんまり、いい気分では無い。
気になって進めちゃうという感じでした。
なんか最初は、
捕まって欲しくないな、、と
思ってレスターに肩入れして見てました。
レスターは好きでは無い人物だけど、、
モリーという警官が、
見ててなんとなく、
ムカついて、
なぜでしょうか、、
レスターに攻撃的すぎなのと、
決めつけてたり、
正義感を振りかざしてる感じが、
ちょっと気に食わない感じで、
嫌な感じの人に思えて、
レスターは捕まって欲しくないなぁと。
モリーは、正しいんですけどね。
レスターの元嫁や、兄も、ヘスも、
かなり性格悪かったし、、
レスターみたいな人が、
少しくらい報われてもいいのでは?
と思ってた。
でも、
1年後のレスターの変容を見ると、
調子に乗ってるバカでしかなく、
早く掴まってほしいと思った。
特に奥さんのこと、
全然大切にしてなくて、
自己愛が強すぎて、
本当に嫌な奴になってた。
人間の自分への思い込みって、
すごいですよね。
何も上手く出来なかった、
という、負け組的な自分、
というのが前半のレスター。
あの出来後を境に、
1年後のレスターは、
自分は何もかも上手くいくという、
勝ち組的な自分像を持ってるレスター。
この変容ぶり、すごい。
引き寄せの法則とか言ってるあれに、
似てるのかも?
自分像を描いて、
それを引き寄せたら、
人間は、
どちらにでもなれる。
という、映画監督のメッセージ?
自己イメージをどう描いて、
どう進むのか。
普通の人の人生だと、
1つずつの積み重ねだし、
急にひっくり返ったりしないけど、
ショッキングな出来事を境に、
それをひっくり返した自分に
一気に自信がついて、
自己イメージまで、
変容していく。
そーいうことって、
あるのかないのか。
展開的には、
最後は、
まぁ、そーなるよねーという感想です。
唯一、
すっきりしたのは、
モリーの旦那さんが、
マルゴをうった瞬間。
あー!すっきり。
マルゴは、
頭がいいから、
言葉でやり込めてくるけど、
それをかわすには、
話を聞かないままに、
うつのが正解!
この映画で、
もっともスッキリした瞬間。