韓国の経済学者「李栄薫(イ・ヨンフン)」氏が書いて、韓国でも売れている『反日種族主義』を、読み終えた。一万部売れたら大ヒットと言われる韓国で、八万部以上が売れ、日本でも40万部以上が売れているという、話題の本だ。この本の内容とか評判については、ネット上にたくさんの情報があるので私から一々紹介することは無いが、私なりの感想を書いてみたい。

この本は韓国というのは嘘の国だという書き出しで始まり、以下累々と幾多の日韓間の問題につき、いかに韓国が嘘とこじつけの理屈をこねまわして、両国関係を複雑にしてきたかに触れている。

 

以下この本冒頭部分からの抜粋

『この国の国民が嘘を嘘とも思わず、この国の政治が嘘を政争の手段とするようになったのには、この国の嘘つきの学問に、一番大きな責任があります。』『この国の歴史学や社会学は嘘の温床です。この国の大学は嘘の製造工場です。』『だから二千年代に入って全ての国民・すべての政治が平然と嘘をつくようになった』(反日種族主義:18ページ)と、書かれています。

それだけでも、なんともセンセーショナルではありませんか。

 

韓国のたびたびの不可解な発言や行動についてまったく理解納得ができていないわたくしとしては、この本を読むことによって一々が「なるほど、そういう事だったのか~」と、納得すること再三であった。なぜ韓国ではこんなでたらめがまかり通るのか。それは、国家成り立ちの基盤たる自国成り立ちの歴史と崩壊の認識そのものが、まるでいい加減なものという肝心のものがすでに嘘で塗り固められていることをみても、過去からの長い歴史認識に鑑みた未来志向の切磋琢磨が成り立たない相手なんだと割り切れば、それはそれで一応納得できるのだが~。要するに、こんな嘘つき国家とはとても付き合えないということだ。