日曜日の朝はEテレの九時から始まる日曜美術館を必ず見る。これは一人の芸術家に45分を宛て残るは美術館やギャラリーの紹介だ。
この日の特集は大阪人であり大阪の画家である黒田清太郎の特集である。黒田は86歳になりその老いは流石に隠せない。僕は黒田よりずっと年下だが
黒田の歳まで生きる自信はないし、生きたいとも思わない。黒田の親友が松田優作だつた。松田優作は当時ブラックレインのアメリカ映画に入れ込んでいた。
膀胱癌に掛かつているのに彼は手術を拒否する。膀胱癌は膀胱に癌が出来るのでありペニスは普通に使える。それとも松田優作の癌は特別だつたのか?
歯まで抜き表情を変えたからブラックレインは松田優作の最高傑作と呼ばれるが僕はそうとも思わない。
第一このアメリカ映画は原爆の、甘いのだ。情緒に流され過ぎだ
時間切れ次回に続く