日本植民地論 | 錦鯉春助の冒険

錦鯉春助の冒険

日常の恐ろしき風景

 戦場には殺人鬼と放火犯と強姦魔と狂人しかいない。それが戦争だ。


 日本の無条件降伏は1945年8月15日。


 ソ連の日本への宣戦布告は8月8日だ(笑)。すでに広島に原爆が投下され9日は2発目が長崎の街と市民を破壊する。


 その9日にソ連軍は機甲化部隊で満州に攻め込む。ここから一部は僕の想像だが百%正解だと思う。


 日本の若い女は性的乱暴される。複数から。障害者、病人、老人は惨殺される。


 関東軍の兵士達は労働力のためにシベリア送りになる。シベリアでは寒さと飢えで兵士達はバタバタ死ぬ


 北方四島は無条件に奪いアメリカに北海道の半分を要求する。


 だがアメリカのトルーマン大統領は北海道だけは断固拒否する。すでにドイツは二つの主義の違いで二つの国家に分かれていた。


 後にベトナムも朝鮮半島も二つの国家に分裂する。


 トルーマン大統領は日本の赤化を恐れたのだ。


 ソ連は北海道を諦めた。それはアメリカは核を持っていたし当時のソ連は核がなかった。それだけの差だ


 だがその時から日本は事実上アメリカの植民地化する。


 サンフランシスコ平和条約で日本は主権を回復するが、世界の主権国家にない二つの要素があった。


 ひとつは米軍の航空母艦の母港が日本にある。もうひとつは横田基地を米軍が使っていたから東京の上空は米軍機しか飛べなかった。


 これは80年後の今も続いて、西から来た日本の旅客機は千葉沖に出て旋回してから成田、羽田に着陸するのだ。自国の首都の空が使えない。こんな主権国家は世界の何処にもない。


 日本中に米軍基地があり、サンフランシスコ平和条約でも米軍は沖縄を離さなかっのは、沖縄が世界戦略上に絶対必要だったからだ。特に中国や朝鮮半島を睨むには。ベトナム戦争の折も嘉手納基地から飛行機が飛びたった。


トランプは有事に米軍は日本を守らねばならぬが日本は観てるだけだから不平等である。日本は駐留米軍の費用を全額賄えと。


 馬鹿か!有事になれば米軍は日本人のために東洋人のために血を流すか?そんな馬鹿な国はない。条約や同盟は破る為にあるんだ。


 実験のために2発も核を落とした国民の命を救うため米軍の若い兵士が血を流すはずがないじゃないか。


 軍隊は自国の国民のために命を捧げる事は合っても他国のためには絶対にない。


 だからベトナム戦争では、アメリカ国内であれだけの戦争反対運動が起きたのだ。


 典型がウクライナだ。欧米はどんなに激しくロシアを非難しても自らは兵を送らない。


 ショボい兵器をウクライナに与え自衛は構わぬが攻撃は不可と云われるとロシアよりタチが悪い。


 元々危機管理に無能なこの国の政治家や官僚はまだ米軍が日本を守ると信じてるからどうにもならぬ無能だ。


 これなら江戸時代末期の勝海舟や坂本竜馬の開国論がまともだ。