こんにちは (・∀・)/ 

今日は「月の沙漠」の歌に寄せたネイルです




この歌は「砂漠」ではなく「沙漠」が正しく
「砂」ではなく、海を表す「沙」なのだそうです

月に照らされた金色の砂の海・・・なんて美しい!

はてしなく広い沙漠、ピラミッド、駱駝・・・
眼を閉じるとエキゾチックで幻想的な風景が見えますね🐪🌴


藤城清治さんの版画があまりにも素敵だったのでアートにトライ!



                (藤城清治版画展より)


おぼろの月とか白い衣装とか難易度の高いアートでした・・・

この絵とは似ても似つかない仕上がりになってしまいましたが
凄く楽しかったです♪

 

 

ベースを三色ぐらいでぼかしてピラミッドやラクダをスタンプ🐪

おぼろの月は黄色を丸く描いて、トップコートでグチャグチャーっと

王子様、お姫様は手描きで、何となく適当にw

遠目でそれっぽく見えたらいいかなと・・・

 

今回はこのプレートを使いました。






ご存じの方も多いと思いますが
この歌はすごく謎めいた詩で、妄想を掻き立てられるのです。


月の沙漠を はるばると
旅の駱駝が行きました
金と銀との鞍置いて
二つならんで行きました

金の鞍には銀の甕(かめ)
銀の鞍には金の甕(かめ)
二つの甕は それぞれに
紐で結んでありました

さきの鞍には王子様
あとの鞍にはお姫様
乗った二人は おそろいの
白い上着を着てました


切なさが漂う物悲しいメロディに乗せて映像が浮かびます。

王子様とお姫様はなぜ家来も連れずに、たった二人で行くのでしょうか?
身分を剝奪されて国を追われたのでしょうか?

駆け落ちの逃避行というロマンチックな説や
白装束で死出の旅だと言う説もありますが、
それはあまりにも悲しいですね。


最後はこんな歌詞です
   ↓

広い沙漠をひとすじに
二人はどこへ行くのでしょう
おぼろにけぶる月の夜を
対の駱駝はトボトボと

砂丘を越えて行きました
黙って越えて行きました

なぜ「トボトボと」「黙って」行かねばならなかったのでしょう?
この表現で行き先がどこであれ、決して楽しい旅ではないと言う気がします。
二人に何が起きたのでしょうか?

「二人はどこへ行くのでしょう・・・」


哀愁漂うメロディーをBGMに、だんだん小さくなる二人の姿を想像すると
切なくて涙があふれて来ます(´;0;`)

過酷な運命が待っているのでなければ良いんだけど・・・
幸せを願って後ろ姿に祈りたい気持ちになります。

やはり物語は「めでたし、めでたし」で終わらないとなぁ~



チップ乗せ

 



これを自爪描くのはちょっと無理ですねー


★オマケです

二番の歌詞は↓ですが

金の鞍には銀の甕
銀の鞍には金の甕
二つの甕はそれぞれに
紐で結んでありました


この歌を初めて聞いた子供の頃
「甕」と言う字が難しい為、
子供向けにひらがなで「かめ」と書かれていたので
おバカな私はペットの亀を逃げない様に紐で繋いで
一緒に連れて行くのだと思っていました(笑)

あの頃は亀の甲羅は洋服みたいに着脱出来ると思っていたので
金銀の甲羅に着せ替えているのだとwww
さすが王子様とお姫様!豪華だわ~って

結構大きくなるまで思っていましたwww

でも、亀さん🐢じゃないと言う事がわかって
チョットがっかりもしました・・・

大人の階段上るって辛い事もありますね(笑)



色んな方が歌っていますが
個人的には山崎ハコさんのが好きです。

 

 



二胡の演奏もあります。
秒で泣ける音色~♪

 

 

 

大変な世の中ですが、美しい音楽を聞いて癒されて下さいね🎵

皆様が心穏やかに暮らせますように❤

最後まで読んで頂いてありがとうございました!