去年書いた『ムムム…』という記事が、
あまりに抽象的すぎた様です。
今まで書けなかった真実を、此処に書こうと思います。
結論から書きますと、
私たち家族(私と両親)は、ある親類と絶縁してしまいました。
私から見て叔父夫婦にあたる家族です。
父と叔父は血の繋がった兄弟です。
こうなってしまったのは、
昨年祖父が亡くなってからのことでした。
とは言っても、
亡くなったからすぐこういう結果になったわけではなく、
前々から不可解な事があったのです。
叔父夫婦の間には子供ができませんでした。
というのも、
叔母は私が15歳の時に叔母になった人で、
決して若い結婚ではありませんでした。
それでも子供が欲しくてもできない女性というのは恐ろしく、
スーパーではしゃいでいる子供や、子猫でさえ
イライラして直視できないようでした。
私はそれを、どこか病的に感じました。
祖母は私の話をよく叔母にしていました。
そのせいでもありましょう、叔母はいまいましさが達して
ついに私たちは叔父夫婦に会えなくなってしまいました。
『子供ができない事を気にしているから、もう会わないほうがいいだろう。』
これはすべて、
叔父や祖父母を通して父から聞かされた話です。
それまでは、
祖父母もみんな揃ってよく食事に出掛けたものでした。
叔父がまだ独身の頃も、
週末には決まって食事に出掛けたあと家へ寄って、
夜遅くまでしゃべって行ったものでした。
叔父はお金が沢山ある人で、
何かというと私に何か買ってくれました。
一緒に海外旅行へ出掛けた事もありました。
私が中学生の時、
携帯電話を欲しがって相談したのも叔父でした。
私は叔父が大好きでした。
いつでも優しく、子供の声もきちんと聞いてくれ、
決して怒鳴りつけたりはしませんでした。
祖父が亡くなった時、
久し振りにみんなが一同に会したのです。
葬儀の時には、
親戚や友達などたくさんの来客があり、いろいろの雑事がありました。
もちろんこの「いざこざ」が全員気になっていたはずですが、
そんなことは置いておき、
祖父の葬儀のために叔母や母や、私も率先して働きました。
しかし、
この時にはもうどうする事もできなくなっていました。
念のため断わって置きますが、
遺産相続などで揉めたというわけでは決してありません。
ただ不仲であったことが原因です。
叔父もいろいろと悩み、
どちらとも顔が立つように事態をおさめようと努力していました。
両親も私も悩みました。
ある時、叔母が父に放ったひどい言葉を思い出すと複雑でした。
「もう会う事はやめよう」と言ったのは父でした。
彼がそう言うのなら、私と母は仕方がないと納得しました。
ただ、叔父と父は血の繋がった兄弟です。
父のたったひとりの兄を、
私たちととても仲の良かった叔父を返してほしい。
私が思うのはこれだけです。
家族の誰かが亡くなる事で、トラブルが生じる時がある。
こんな話はドラマやワイドショーでの話と思っていましたが、
現実にあるのだということを思い知らされました。
たとえ血の繋がった家族でさえ、思いもよらない問題が起きる。
むしろ家族であるからこそ、問題が起きるのかも知れません。
悲しい事実ですが、
世の中にはこういう事もあると勉強したと思うしかありません。
以上、暴露でしたっ!!