あたしは歌舞伎町日記を書いていながら、
社会に出てからまったく歌舞伎町に行ってない!!


これでいいのかしら??
あたしに歌舞伎町日記を書く資格がある?


本当に、まったく行ってない。
1度も行ってない。


その理由が最近わかった。



あたしが歌舞伎町に魅せられていたのは、
何かにとり憑かれていたからなんじゃないかと思う。

本気で思う。



行ってないというか、正直行きたいとも思わなくなってる。


夜遊びすると肌荒れが治らないとか、関節が痛むとか、
胃腸が弱くなって量のめなくなったとか、
体力・年齢的に朝までコースがきつくなってるのもある。

けど、それ以上に行きたいと思わない。



はまってたときは、
担当に会いに行くのがめちゃめちゃ楽しかったし、
新規開拓の冒険も楽しくてしょうがなかった。

風林会館も、コンビニも、怪しい店も、なんかわからないけどみんな大好きだった。
用も無いのに漂浪して、好きすぎてバイトまでした。




それが今は・・・




きっと、何かに呼ばれてたんだと思う。
彼氏もいなかったし、家庭の事情で悩んでて、どうにでもなれみたいな部分もあった。
若さを武器にして、何も怖くなかった。



心身ともに、大人になったんだと思う。



毎日ごはんのメニューと欲しいもののことばっかり考えて、
最近は貯金とか節約とか、結婚とか将来のこと考えてる。

馬鹿みたいに騒いで朝まで遊ぶのは、1年に数回。



あたしが歌舞伎町にいた大学時代は、幻だったのかな?
夢とかいい意味でいうほどいいもんじゃないけど。
あのときはもう二度と戻らないから。


そこでのたったひとつの出会いも、宝物だったはずなんだけど。



でも、歌舞伎町日記は書くけどね。
幻をなくしたくないから(笑)