【酒浸り】


仕事でさんざん飲んだうえに、アフターで飲み。
その後にひとりで飲んだ。


お客さんに頂いたお酒は残さない。


アフターで行ったお店で、
隣の全然知らない人と盛り上がってお酒をいただくこともあった。


これまた残せない。



とにかく、人から頂いたお酒は残さないのが礼儀。


『酒の一滴は血の一滴』

ママに教えられたこと。


みんなと別れてひとりになって、
はじめて勤務終了。


だから、ひとりで飲みなおしてた。



お店がおわるのがだいたい5時。

それからアフターがおわって、
7時くらいからが1人の時間だった。



そんなに飲めるのって思うけど、
仕事中に飲むお酒ってあんまり酔わないんだよね。
コレが。

緊張してるから。



詳しい理由はのちのち書きます。



最後は立派な千鳥足で歌舞伎町を歩く。
寂しいのでわざわざ繁華街を歩く(笑)



朝8時。

嫌気がさすほど明るい。


いまいちそうなホストにキャッチされる。


この時間にキャッチ出るなんてよっぽどなんだな…ガンバレ♪
と思う。



ちらかった家に帰ると、
アイラインとマスカラが滲んだ顔が、

出来損ないの魔女か売れない売春婦のように見えた。



お風呂にバスミルクをいれて半身浴でアルコールを抜き、
ベッドに入る。



pm12時。

この頃からあたしの不眠症は酷くなった。