1939年7月に雑誌「日本評論」にて発表、同年9月に出版された、
武者小路実篤による中篇小説。
小説家である主人公は、
逆立ちと宙返りが得意な、快活で美しい友人の妹と恋に落ちる。
そして2人は彼の洋行後に結婚を誓う。
ところが彼が洋行を終えて帰国する船中に受け取ったのは、
彼女の急死を知らせる電報だった。
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文学部出身のおとうさまに「マジで泣いた!!!!」って勧められて読んだけど、
泣くどころか「えっコレで終わり?」って感じでした。。
彼があたしより若いときに読んだから?
女を知り尽くしているようで実は純だったってこと?
それともあたしが歪んでるから?
冷めた気持ちで読んでたのがいけなかったのかなぁ?
いやでも結構普通に読んだけどな…
これはきっと、
恋愛は叶わないからいいっていうのと人は死ぬっていうことを、
理屈じゃなくて経験で解かってるから…
だと信じたいです(笑)
木曜の4限のセンセイが、
「この人と結婚できないなら死ぬほうがいい!という考えは若い。
歳をとるとそうは思わなくなる。」
って言ってた。
確かに、初めてした恋愛がこんな悲惨な終わり方したら辛いだろうし、
そゆ気持ちになるのもわかるけど、
それを21年も引きずるのは浅くて若いと思う。
いつまで悲劇のヒロインでいたいの?って思う。
でも、それが純愛なんだろーなぁ。。
全くしたくないワケじゃないけど、
こゆのは映画とドラマと小説で沢山です