母方の曽祖父について書きます。


ひいじいちゃんが亡くなったのは、一番年下の叔母さんが中学生のころ。

もちろんあたしは会ったことはありません。

なのでここに書くことは、すべて聞いた話になってしまいます。


ひいじいちゃんは、声が大きくて面白い人。丸い眼鏡をかけている。いつも冗談を言ってみんなを笑わせる人だったらしい。


五人の孫たちの中で、ママが一番可愛がられていたらしい。

ママのすぐ上の伯母は子供の頃からすごく活発な人で、ママはそのすぐ下ということであまり目立たない子だったそう。小さいときからおとなしくて、よほどのことでない限り騒ぐこともない子だったみたい。

あたしも実は小さいときはそうだったんだよ。(笑)

ママはよくひいじいちゃんと一緒に寝たり、ひいじいちゃんもママを呼んで遊んだりしていたらしい。


あたしはひいじいちゃんに会ったことがないのが残念。

この世にいる限りは会えないのがもっと残念。


ひいじいちゃんにあたしがママの子だよ、ひいじいちゃんの曾孫だよって言ったら、どんなにびっくりするだろう。ママにしてくれたように、あたしのことも可愛がってくれるだろうか。

いつかママもあたしもあの世にいったとき、3人で話せたらいいな。