ここでは旅行について書きます!
海外経験も少ないし、感性がいまいちなので自己満足の世界です。。
初めて海外に行ったのは、小学校3年の10月。行き先はハワイ。
いかにも日本人らしいですね。(笑)
きっかけは両親の結婚何周年かの記念だったらしいです。
夏休みなどは値段も高いので、誰も休めないような10月に行くことになったのです。
両親は土日に有休をくっつければいいけど、私は学校を欠席することに。
「授業に遅れるから嫌だ」なんて全く思わない。むしろ学校を休んでハワイに行くなんて嬉しくて仕方ない。この家に生まれてよかった!!
国内旅行は何度も経験があったけど、私は長距離移動が苦手でした。空港に着く前から
「パパ、もう半分来た?」
「まだ全然だよ」
この繰り返し。
空港に着いて何かで並んでいるとき、ふざけてママに「にゃーにゃー」と言っていた。
すると!!
前に並んでいた白人男性が、こちらを振り向いて何か言ってきた!
リスニング力など全くない私はびっくり。しかもこれが外国人と接触した最初になった。
でもママはそれなりに英語力があるので、理解できたらしく何か言っていた。
あとで聞いたところ、彼は私の「にゃーにゃー」という声を聞いて、
「いやぁ、子猫がいるのかと思ったよ。ハッハッハ!」
と言ったそうです。
怒られるか殺されるかと思っていたのでよかった。
自分は車に乗っていただけなのにへとへとになり、やっと大好きな飛行機に乗った。ところが!!
いつまで経っても着かない。「まだ??」
それもそのはず。今まで羽田から九州までの距離しか飛行機の経験はない。10時間以上のフライトなんて今まで経験したためしがない。
あまりに疲れて体調を崩してしまった。
やっと着いた頃にはめちゃくちゃ体調が悪くなっていた。初めての長旅で疲れたのか、食欲もなく着いてすぐホテルのベッドへ。
う~ん・・・こんなはずじゃなかったよう。
翌日には無事に回復して買い物やビーチを満喫☆
日本より物価が少しだけ安かったのと、せっかく海外に来たんだからということもあってか沢山お買い物をした。初めて買ったのはハイビスカスの花でできたレイ。普段絶対に使わないだろうなと分かりつつも、2つくらい買ってしまった。その他にも、Tシャツなどちょっとした洋服やキーホルダーなどの小物などをちょこちょこ買う。
親たちはブランド品(ハイブランドじゃないよ)やら皮ジャンやらお高い買い物をしてたみたい。
大きなショッピングセンターに行ったとき、これまた大きなディズニーストアがあった。
日本にはまだTDLにしかなかったんじゃないかな?いや、あったかもしれないけど私はその存在を知らなかったので、衝撃でした。
売っているのは、ミッキーミニーのぬいぐるみとかそんなちゃっちいもんじゃない。
シンデレラや白雪姫のドレスや、ピアノの発表会なんかにちょうどいい衣装が沢山あった!
「こんなの日本じゃ絶対売ってないよ・・・」
そう思って普段はめったにしないのに買って欲しいとねだった。
これをどこに着ていくかなんて考えず、とにかくそれが欲しかった。
私の親は、着ていくところもないようなドレスを無条件に買ってくれるはずがない。さんざんねだり続けた挙句、他のものなら買ってあげるからということで話がついてしまった。
他のものなんて最初から買ってもらうつもりだったさ。ふん。
食事のことで憶えているのは、ゆで卵が不味かったこと。(笑)味付けの問題ではなく、あれは確かに卵そのものの味がおかしかったと思う。うん。
アメリカといえばマクドナルドの本拠地。もちろん食べましたよ。あとバーガーキングにも行きました。
どっちにも言えることは、とにかくサイズが大きい!自分の顔よりも大きいバーガー、2人で飲んでも残るコーラ、どかっと大量のポテト。もちろん食べ切れませんでした。肝心のお味は◎。すごくジューシーで、トマトやタマネギも甘くてしゃきしゃきしてたな。
あれ以来バーガーキングのファンになったけど、日本では1,2回くらいしか行ったことがない・・・
お店自体がないからです。唯一憶えている軽井沢の店舗は、随分前に閉店してしまったようです。
しゅん。
一番美味しかったのは、3日目の夜に出掛けたディナークルージングで食べたロブスター。
それまで完全なる「カニ派」だった私は、海老をなめていた。そもそも、ロブスタークラスの大海老を食べたのはこのときが初めてだったけど。
ホテルにはプールがついていた。
ろくに泳げないくせにプールや海が大好きな私は、とにかく早く遊びたくて仕方がなかった。
水中に潜ったときに見える、水の流れや青い世界が好きだった。底から見上げる外の世界も、太陽が当たってきらきらしているのも好きだった。
プールで思う存分遊んだ後に、おなじみのワイキキビーチで遊んだ。
中に空気を入れたビニールの長いもの(名前がわからない・・・)の上に横になって、波に乗って遊んだ。
大きな波が来る度にそれに乗ると、身体がふわっとなってすごく面白い!一度やってみると病みつきになり、何度もそうして遊んだ。
もちろん波に乗せてくれるのは両親や伯父。まったくいい身分の子供ですね。(笑)
砂遊びもした。沢山の砂が太陽に照り付けられてきらきらしていた。さらさらしているので山にはできそうになかったけど、自分の脚にかけて遊んだ。
そのときの私の写真が、その年の我が家の年賀状になった。
潜水艦にも乗りました。
潜水艦に乗るのは初めてだったので、あの綺麗な海の中にあんなに大きな船で潜れるのかと少し不安で、疑ってもいました。でもちゃんと安全に楽しめました。
乗っていたのはほとんどが日本人観光客で、子供は私一人だったと思います。
水中に潜って間もなく、周りの大人たちはみんな気分が悪くなり、両親たちも口数が少なくなりました。
私たちと反対側に座っていた人達は、嘔吐するばかりでほとんど景色を楽しんでいなかったように思えました。
生まれて初めて見た海底はすごく綺麗で、沈んだ難破船に魚が住んでいるところや、ウミガメが両手を動かして泳いでいるところなど、普段テレビでしか見られないような場面を自分の目で見られたことが嬉しかったな。
あれこれ無秩序に書いちゃったけど、私の初海外はこんな感じ。
今思えば、ハワイに行くなんて典型的ミーハーなド日本人だなぁと思うけど、当時は子供だったのでそんなことは全く思わなかったし、とにかく楽しかったな。
今になって思うことは、自分って恵まれた子供だったんだなぁっていうこと。
まぁ今もそうなのかもしれないけど。