今までアルバイトをしてきて、思ったことや勉強になったことなどを徒然なるままに書きます。
最近していたのはドラッグストアでのバイトでした。実を言うと一番続いた(笑)。3ヶ月ですけど。 仕事自体は予想よりきつかった。洗剤、ティッシュ、飲み物などの入ったダンボールを運んで開けて出して、重いものばかり。それと商品棚が汚い。掃除しながら何度も「こんな店で何も買いたくないよな・・・」と思ってた。清潔だと思ってこの店を選んだあたしはとんだ勘違いをしていたのだ。
店長は男、推定30代前半独身。身長160(推定だがバイトの女性よりあきらかに低い)。他に薬剤師さん(男性、既婚。モデル体型でかっこいい)、他パートバイトは全て女性。10代の人は自分を合わせて2人。面接に行ったときから、店長とバイトの女性がタメ口で話しているのを聞いて少し不信感が湧いた。案の定店長とその女性はよく勤務中でもくっちゃべってケタケタ笑っていた。店長は始めの頃はあたしにも少しは話しかけてきたが、それからは挨拶程度でそれ以上のコミュニケーションはなかった。別に面白くもない人に話しかけてきて欲しくはなかったけど。(笑)他の人はみんな優しかった。
始めて3ヶ月経って、辞めることにした。
ある時お客さんからあたしに対するクレームが来て、それを直接受けた店長に呼び出されて頭ごなしに怒られた。あたしは何を言ってるのか全く分からなくて、ただ聞いてることしかできなかった。なぜなら、そのクレームはお客さん側に有利なように歪曲された内容だったから。それを店長に直接言ってやった。
「お客さんだけの言い分を聞いただけで、実際その場にいた私に確認もしないで怒られても困るんですけど。」と。すると
「それは謝るけど、今回俺が怒ったのは他にも○○さん(←あたしの名前)に落ち度があったからなんだよ?」
(少しカチンときて)「具体的に、例えばどういうことですか?」
奴は「掃除の仕方」について言って来た。商品の入ったバケツを掃除するときのあたしの座り方がみんなと違ってやる気がないと言って来た。他のスタッフは腰を曲げるだけだが、私は膝を折って座り込んで掃除していた。その仕事を教えたのは店長だった。
「座り方まで教わってませんけど。」
「それくらいわかるでしょ普通!!こんな座り方しないでしょ?!」
あたしの座り方よりみんなの方がやる気なく見えると思ったし、本当にきちんとやっていた。そんな昔の理不尽なことを今言って来たことに、あたしの言ったことが図星だったんだとわかった。
この人の下で働きたくないとそのとき思った。「いろいろ教えたいけど俺だって忙しいんだからさ」と忙しいばかりを言い訳にしてくる店長を、感情が表情によく出るあたしはきっとひどい顔をして見ていただろう。情けない話ながら、そのことがきっかけで気分が悪くなって吐き気が止まらなくなった。風邪で本当に体調が悪いとき以外食欲はなくならないのに、食べられなくなった。バイトや店長のことを考えるとイライラして、それが強くなって吐き気がしているらしい。 そうして体調不良を理由に退職した。それも急に。「こんな突然すみません~」よく本人を目の前にしてこんな心にもないことが言えるものだ。この際何でも言ってやればよかったと思った。
人生、ナメられちゃいけない。若いからとか女だからとかバイトだからって見くびられたままじゃいいように使われるだけ。相手が大人でも言いたいことはちゃんと言おうとこの件で学んだ。あたしは店長みたいな大人にはならない。脳の足りない大人にはならない。