最近は受験ママ達との会話が増えてきた。サッカーママ達とも当然に付き合いがあるがママ層の違いは確実にあると思った。

受験ママはあんま冗談通じんというか、笑い合える人、少ないのよ。真面目な人多くて。私はどちらかといえばサッカーママの方が付き合いやすいな…スポーツも成長には大事やん?


ちゅーことで、スポーツを子育ての軸にしたい派やけど、運動ばっかりできれば良いってわけでもない。私はどちらかというと学生時代はスポーツなんかせず、勉強ばっかりしてきた方であるから、勉強を蔑ろにするなんてもってのほかである。


小5になって、周りの受験ママは結構必死さが見えてきた。話を伺ってみると、子供のために送迎もする、勉強も隣に座ってしっかりと見てあげる。将来のために子供と科学の本だったり、世の中の仕組みの本だったりを夏休みに向けて図書館に借りにいったり、夏休みの家族イベントに学術的な要素盛り込んでくる(博物館行ったり、学校見学行ったりだ)。


私はそんなこと出来ないな〜って思ってしまった。心が受験に負けている。でも受験するのは息子じゃん?私じゃないやん?て思ったりもするけど親の頑張りも何割か子供の能力に上乗せされるのが中学受験。うちはどうしたら、、、、と考え込むことが増えた。


こないだ息子と私立、都立の受験ナビ的な本を眺めては学校の特徴など目もくれず、


「開成の東大合格人数見てよ、100人超えてるやん!」

「すげえ!あっ、筑駒もすごい!」

「私立はうちは無理やで〜お金ないもん〜」

「だよね〜男子校、ボクも行きたいと思わないもん〜」

「いやいや、まずもって開成や筑駒受かるわけないやん、あんたが!!!笑わすな!!!」


という会話で笑う親子。


息子の志望校は難関校には到底及ばないけれど、それでも東大合学者数が10数人というところ。だがしかし今の息子の取り組み方では合格は若干無理であることが今の時点でうっすらと見えてきて少し憂鬱である。


落ちたら何度も何度も地元公立中でええがな、と言い聞かせているが、ある受験ママからの一言をきっかけに私は悩み始めた。


「数年間さ、中学受験の勉強のために塾に行かせてさ、遊びも我慢させて。それで全部落ちたら本人の自信はガタ落ちだし、何をやっても無駄、という意識を小学生の時点で植え付けたくないのよ。だから、受験して一つでも合格すれば、地元公立中ではなく、たとえどんなに底辺校でも、志望校ではなかったとしても、私立中に行かせるしかないのよ。」


ええー!ええーーー!?


そういうもの…!?


なんちゃって中学受験組の私。


そこそこ勉強ができる息子。


息子が「勉強楽しい」と言うからこそ塾に行かせているけれども、何が彼にとっての幸せかを問われている気がしてる。