先日、息子のサッカー部の親御さんに道端で遭遇した。
こないだの試合は残念でしたね〜、からの雑談が始まるのだが、なんと息子のことをベタ褒めしてくれた。
「すごいですよねー。ディフェンスが安定していて!うちの夫も試合を見ていたんですけど、すごいね、って言ってましたよ。しかも、頭も良いって?!うちの息子から聞きました!体も大きいし、恵まれてますよね。サッカーも勉強も何でもできるんですね〜!!すごいです〜!」
私は全くお世辞が言えないタイプなので、人様の子を褒めるということがあまりない。
だからこそ、息子のことをたくさん褒めてくれた親御さんはすごいなと思った。ありがとうございます。
ただ、私、コンビニ行く途中で、寒いからってジャージ羽織ってたんですよね。ジャージ。しかもバドミントンだからヨネックスの。せめてアディダスとかナイキとかならまだオシャレ感出せたかもしれんが、ヨネックス。平日からジャージ着ている謎の体育会系おばちゃんだと思われてしまったかもしれない…、とそっちの方ばかり気を揉んでいる。
さて、息子は先週から塾に1時間早く向かい、自習をすることにしたそう。なんか、私と夫に作文力が全然ないことをボロクソに言われて、反省したらしい。
どうしたら作文力が伸びるか、何を読み、何を練習し、どう学習すれば言葉の能力が上がるかを具体的に息子と話し合った。
息子の中学受験の内容は文章回答がメインなので、説明力と語彙力が必要。考える力はあっても、その回答を文章化するのが息子はどうも下手だった。あんなによく喋るし、語彙力もあるというのに、なぜ…なぜ…なぜ…。
で、今後どうしていくか、何かしらの手を打つべきだろう、ということで塾の先生に問題プリントもらって、日々添削してもらうことが作文力向上の近道ではないか、ということを息子と話し合い。
少し早めに塾に行って、自習室で勉強をさせてもらい、先生に教えてもらうことで話をつけてきた息子。
こうやって課題解決方法を自ら考え、主体的に行動できることが大切やと私は思った。
「明日は1時間早く塾行って、勉強することにしたから。先生に提出したら作文見てくれるって。自習室も使っていいって言われた。」
こう報告してきた息子に、やらされている感がないのが頼もしかった。あとは作文力が向上してくれるのを祈るのみ。
さて、続けて娘の話。
娘は頭脳が弱い感じはするけれど、努力の人だ。根気強いのは本当に素晴らしいことだと思う。私にはないその性質。
最近、あやとりにハマっていて、私もぼんやり覚えていたひとりあやとりの技をいくつか教えて、色々と作れるようになってきた。
調子乗ってきた娘、
「あやとりで四段はしごが作りたい」
と言ってきたのだ。
そのために私は図書館であやとりの本を借りてきた。
私「帰りに図書館寄ってきたから!ほら!あやとりの本見て、四段はしご作ってみよう!」
なんでもやりたい時にすぐに挑戦できる環境にしてあげたいのだ、私は。
で、実際に本を見ながら四段はしごに挑戦。さすがに娘一人で本を読めなくて(図と文章が読めても、理解ができてない)、私が隣でサポートするのだけど、
1時間…!
なんとできるようになるのに1時間もかかった。
何回も失敗して。
その度に泣いて、寝室に涙を濡らしに脱走しては、自ら戻ってくるを繰り返し。
私「もうやめよう、できんもんはできんて。アンタ全然理解力ないやん。この指とここの紐引っかけるって何回言うたら分かるん!?」
(何度言ってもできないことが残念すぎて腹立たしく、開始早々から声を荒げる母、私)(娘と違い、根気強さゼロ!)
娘「いやだ!やる!」
私も1時間付き合ったのでほんと、褒めて欲しい。
普通、諦めるか、別日に再挑戦とかやると思うんですよね。そういうのが一切ないのが娘です。
もう本を見なくても、四段はしごをサッサッと作れるようになってとても得意そうでした。苦労の末の笑顔が良い。