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東京・上野の国立西洋美術館では、今年、同館50周年を迎えることを記念し、『ル・コルビュジエと国立西洋美術館』を2009年6月4日(木)から8月30日(日)まで開催するのでメモしておきます。

本展は、建築家 ル・コルビュジエ(1887-1965)氏が設計した本館に焦点をあてた小展覧会で、戦後の日仏文化交流の起点でもあった本館の歴史を、写真や資料によってたどると共に、ル・コルビュジエ氏が作成した12点の設計図面やスケッチ、模型などから本館の構想を検証します。

また、本展期間中には、建築家 妹島和世氏、ヨコミゾマコト氏らによる講演会、ワークショップ、コンサートなどが開催される予定です。

国立西洋美術館は、ル・コルビュジエ氏に師事した、坂倉準三、前川國男、吉阪隆正の三氏の建築家が現場監理を担当して完成させた、日本で唯一のル・コルビュジエ作品であり、また同氏の「無限成長美術館」構想で実現した三つの美術館のうちの一つです。


ル・コルビュジエと国立西洋美術館
会期:2009年6月4日(木)~8月30日(日)
会場:国立西洋美術館 (Map)
開館時間:9:30~17:30 (金曜日は20:00まで)
休館日:月曜日/観覧料金:一般420円
問い合わせ:Tel.03-3828-5131