http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070510-00000121-jij-soci


兵庫県宝塚市のカラオケ店で1月、8人が死傷した火災を受け、全国で緊急点検を進めていた国土交通省は10日、全体の45%に当たる約2900件で、排煙設備の未設置など建築基準法違反が見つかったと発表した。自治体の指導に従い改修を済ませたのは約400件にとどまっている。
 同省によると、点検対象となったカラオケ店は6416件。各自治体が店内を調べた結果、2907件で建築基準法違反が確認された。最も多いのが非常用照明装置の未設置で全店の約3割を占め、排煙設備の不備も約1500件あった。