http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070420-00000089-kyt-l25
米国出身の建築家ウィリアム・メレル・ヴォーリズ(1880-1964年)が設計した滋賀県安土町小中の町郷土館「旧伊庭家住宅」が一般公開されている。
旧伊庭家住宅は、現在の近江八幡市出身で住友グループの基礎を築いた伊庭貞剛(1847-1926年)が、後に沙沙貴(ささき)神社の神主も務めた四男慎吉(1885-1975年)のために、1913(大正2)年に建てた。洋風の木造住宅で、当時としては異色の建築物だった。
毎年、春と秋に一般公開しており、暖炉のある洋間や、書院風座敷の和室のほか、美術教師として働いた慎吉のアトリエには、交友関係のあった画家や歌人からの手紙や作品も展示されている。
6月3日まで。日曜のみ公開。200円。